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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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農工大

一橋大に続いて農工大へGO!
もちろん@ジャグのパフォーマンスを見るため。
教室の教壇というとても狭いステージにもかかわらず、かなり
よく投げ・転がし・振り回していた。若い子が多いようなので
今後も楽しみ。子供たちもたくさん見に来ていた。

フリーマーケットがあったので投げられたり、まわせそうなものを
探す。見つけたのが、徳利セットに湯呑茶碗、徳利2本におちょこ、
湯呑茶碗4つで合計200円。

茶碗ととっくり

徳利はかつて豆蔵がやっていたという豆と徳利を投げる技をやって
見たくて買ってみた。ひょっとしたら徳利も傘の上で回るかも。。
湯呑茶碗は相生茶碗用なのだけれど、このサイズならばビーンバッグ
がうまくはまるかもしれない。
さっそく徳利とお猪口をカスケードしてみていたら変な目で見られたw

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一橋大学

日本曲芸団歴史について書かれた論文を複写しに一ツ橋大学を
訪問した。かつて NYPL で論文検索していたときにひっかかったもの
だが、NYPLには存在せず、日本の国会図書館でも存在しなかった。
友人の助言でNACSISで検索したところ、いくつかの大学図書館がヒット。
そのうち学外者にも館内閲覧および複写を許す図書館が一ツ橋大学附属
図書館だった。心の広い運用に感謝。

一橋大学

一橋大学附属図書館は一般に公開しているばかりではなく、日曜日も
開館しているというすぐれもの。入り口をはいって、入管申込書に
氏名住所と目的としている文献名を書いて入館。

一橋大学

館内端末で所在検索を行い、お目当ての雑誌に到着。
電動書棚で最密充填されているので、ボタンを押すと自動的に
書棚が動いてアクセス可能になる。

一橋大学

探していたのは次の論文。

Title: Japanese Acrobatic Troupes Touring Australasia 1867-1900
Author(s): Sissons, David C. S.
Source: Australasian Drama Studies (ADS) 1999 Oct; 35: 73-107.

19世紀後半、日本曲芸団のオーストラリア近傍における活躍
をまとめたもののはず。この論文中に太神楽への言及があるかも
と思って探していた。図書館内複写機で論文をコピーさせて
いただいた。さあ、よむぞー。




ヴィクトルキーと私

今年初めて大道芸ワールドカップを鑑賞した。
金曜に振替休暇を使用、残念ながら土曜の晩に別件がはいっていたので
土曜の昼間で静岡にさよなら。

ヴィクトル キー&オレッグ イゾシモフ(アメリカ・ロシア/ボールジャグリング&ハンドバランス)

 キー様!!
 もうスケジュールの変更とかキャンセルとかに振り回されまくり。
 ハンドバランスはきれいでかつ凄いんだけど、なんだか地味。
 生まれて初めて直接見たヴィクトルキーは不思議な生物でした。
 想像していたよりだいぶ愛想がよかった。


ヴィクトルキー


 オレッグイソシモフ

ヴィクトルキー


 エンダックス マラックス (ガーナ/アフリカンサーカス)

 軟体と関節はずし系のアクロバット。それに火食い。
 今回の2位。なかなかの迫力だったんだけど、ケニアに
 もっと凄いグループがいるという話も聞いた。
 
エンダックスマラックス

エンダックスマラックス

 ストリート ビート(スイス・イタリア/ヒューマンボックス&マイムジャグリング) 

 おとぴたジャグリングの最終形のひとつでしょうな。お互いに
 あわせちゃうんだから。ヒューマンボックスとジャグのこらぼはかなり
 楽しかった。ただヒューマンボックスのソロがながくってちょっとね。
ストリートビート
 
 

 ダイアナ&ユーリ(ロシア・ウクライナ/ユニサイクル)

 持ち上げ、振り回し、軟体の一輪車はかなりの迫力。
 一輪車のあとのレンガ芸がなければもっとよかったのに。
 パフォーマンスが短くてもいいじゃないですか。

 DIANA & YURY
 
 トニー フレバーグ(フランス/ディアボロ)  

 ディアボロやるためとは思えない良い体してる。
 がっちりしたパフォーマンス。扇子に「極太」

 トニーフレバーグ

 ニーニョ コストリニ(アルゼンチン/コメディクラウン)

 今年のチャンピオン。大道で見たときは客いじりのところで
 どうも低テンションだったのだが、プレミアムステージで
 見るとすごい技量。ファイヤートーチもバウンズも美しい。
 あいだの客いじりは私はちょっと。でもちゃんと客が最初は
 失敗するようにうまくやってるのね。
 


ニーニョコストリニ

ニーニョコストリニ

ニーニョコストリニ

 ロカシュコフ トゥループ(ロシア・ベアルーシ/ホリゾンタルバー)
 
 ほんのちょっとしか見れなかった(というより通りすがりにちら見
 した)のだけれど普段着で鉄棒体操やっているのはなかなか。
 もうちょっとちゃんと見ればよかったと後悔が残る。
 今回の3位。


 エミリアーノ(イタリア/ジャグリング)

 なんだか不思議な感じの間。 プレミアムサーカス内で演じていた
 芸を抜き出して行って、その前後に大道芸風の味付けをしたという
 雰囲気。でも大道芸風のところが寒いのね。芸はボールと聖書の
 トスとかコンタクト。普段はクラブスイング系の芸を行って
 いるのだとか。

エミリアーノ
 

 トリオ チャーサール (ハンガリー・アメリカ/スプリングボード)

 初めてパフォーマンスでトリックロープを見た!
 バタフライ(ポップアップ、背中の後ろ)、フラットループで
 ステップインアウト、フラットループから飛び込んでウェディング
 リング、そこからまた上にポップアップ。そこから輪を外に持って
 いったり、再度ウェディングリングとか。長めのロープで
 ウェディングリングをして体を横にしてまわしている手と逆の手を
 地面につく、2ハンドメリーゴーランド、テキサススキップ
 しながら移動。
 最後は凄く長いロープでウェディングリングの輪を広げていって
 3人で輪の中にはいってポーズ。
 ロープは4種類、長めのロープと書いてあるところは手元で
 ねじれをとる必要がない形のロープを使用していた。
 やっぱり巨大ウェディングリングって絵になりますよね。
 あれは腕力さえあればなんとかなるから挑戦してみてもいいかも。
 クラブやスプリングボードを使ったアクロバットもあり。
 すごい筋肉で投げて飛んで受けていた。

 Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

 

 
 
 が~まるちょば (日本/パントマイム)

 たいしたことやってないように見えるのですが、間と即興が
 すごい。奇声のみで会話はもちろんないのに噺がよくみえる。
 こりゃ世界に通用するわけだわ。

 
がーまるちょば

がーまるちょば

 桔梗ブラザーズ(日本/ジャグリング)

 静岡駅の前のポイント。
 スピニングボール、ディアボロ、ボール、クラブ。
 桔梗さんたちがクラブ以外のをしてるのを始めてみたよ。
 最後は11本パッシング。やはりクラブは迫力満点。

 桔梗ブラザース

桔梗ブラザース

桔梗ブラザース

 ブロンクス チェア(日本/フレアバーテンディング)
    
 静岡のバーテンダー。ちょっとあがっていたようでしたね。
 大道で見せるのは難しいのかも。この方々のホームグラウンド
 で見てみたいなあ。
  
 フレアバーテニング

 ノア(アメリカ/ポールアクロバット)

 ポールの上にあるトイレを使うというシチュエーションを
 加味したポールアクロバット。高いところでのトイレ
 ご苦労様。

ノア

ノア

 Tenshow(日本/パントマイム)

 スーパーマリオの扮装でのマイムはぴったりあってる感じ。
 いろいろな扮装でのマイムとダンス、そして少々のマジック。
 変顔してる風景は電王の全部入りかと思った。

 Tenshow


 Shiva(日本/ウォーキング)
 
 街角で出会う。子供たちがついていってましたよ。

 シバ


サーカスクレズマー。
 場内撮影禁止。
 入場料2千円。全席自由。18:00-19:30
 開演1時間前から並んで最前列センターでござに座って観劇。
 内容はユダヤ人の結婚式に至るまでのどたばた。
 物語の中に比較的自然に持ちネタを披露する形でなかなかよかった。
 エミリアーノも大道よりこっちのほうがずっと良い。
 ところでユダヤ人の結婚式とくればボトルダンスという期待が
 あるわけだが、なぜないのーー。ボトルのジャグリングとダンスを
 かなり期待しておりました。

 
プレミアムサーカス
書名:旅芸人のいた風景―遍歴・流浪・渡世
著者:沖浦和光
出版社: 文藝春秋 (2007/08)
ISBN-10: 4166605879



近代の漂白する民についての解説本。ドサ回りの芝居、香具師、
江戸の辻芸、明治政府の弾圧などが書かれている。
新しい情報はないけれどコンパクトにまとまっていて読みやすい。
参考図書がいろいろ提示されていて役にたちそう。
目にとまったものは次のとおり。

近世末期の辻芸・大道芸の実態を見事に活写しているのは菊池
貴一郎の「絵本江戸風俗往来」(鈴木 棠三 編、東洋文庫、平凡社)
斉藤げっしんの「東都歳時記」(東洋文庫、平凡社)
農村舞台については「農村舞台の総合的研究」(桜楓社、1971年)角田一郎編。
インドネシアの寅さん(岩波書店、1998年)
楽しかったなー、またやりたい。
まるでEJCの気分!

JJF2007パレード

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