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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:江戸太神楽の会其の18
日時:2012年12月13日 18:30-20:10
劇場:文京シビックホール小ホール
料金:招待
座席:なかほど右端
社中:丸一仙翁社中




1年ぶりの丸一仙翁社中の公演、まずは昔を再現した練り歩きから。
そして本芸である獅子舞。




花仙さんと仙翁親方のばちの取り合い。




ゲストの斎藤さんによるディアボロ、立ち姿がきれいになってますねえ。




こんどはゲストのマグナム小林さんと仙丸さんのコメディタッチの五階茶碗。




親方の花籠鞠はいつ見ても粋です。




朱仙さんは客あげしての曲独楽。




フィナーレは全員で傘回し。




獅子舞でお見送り!どうもお疲れ様でした。






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初めて降り立った川口で、川口ジャグリングフェスティバル(これもKJF)を観戦した。
入賞を決めるのは観客の投票、私は2人目から見たので投票権なし。
職場から1時間半以上移動にかかったのでOrz



体育館の半面を使っての運営で、観客が90人くらい?
一サークルの発表会とは思えない集客力!
観客の後ろにはカメラの放列!!



これは優勝したサクノキさんの演技。



ハットとスタッフでとても安定感があり、見応えがあった。



3位のコータローさん、ボール4つがかなりおもしろい。発展した状態を見たい。



2位の小辻さんは安心感があるというか。着替え失敗には笑わせてもらった。



ゲストショーのちょろすけ、いままで日本ではない方向性を求めている感があって
将来に期待。ぜひとも完成形を見てみたい。



入賞の商品は川口に縁があるもの?2位にはI Love 川口手ぬぐい!



優勝のサクノキさんにはSサイズのI Love 川口Tシャツ! 生着替え付き!!



運営どうも御苦労さまでした。こんどは練習日に訪問したい。

川口ジャグリングフェスティバル順位

1位サクノキ
2位コツジ
3位コータロー
4位つっくん
5位くらっつ
書名:明治の演芸〈1〉明治元年~明治10年
著者:倉田喜弘編
出版社: 国立劇場調査養成部芸能調査室 (1980/09)
ASIN: B000J84S2E

明治時代の新聞から、演芸関係の記事を切り出したもの。
自分で調べることを考えるときわめて資料的価値が高いと思われる。
法令編、寄席編、見世物雑芸編とわかれている

まずは法令編から。

・明治9年12月20日東京日日 門付芸の禁止
  東京府録事 甲第151号
  府下従来之習慣ニテ、万歳又は厄払ヒ、セキゾロ杯と唱ルモノ、
  詮議之筋有之、自今禁止候条、此旨布達候事。
  明治9年12月18日 東京府権知事 楠本正隆

・明治10年2月9日東京日日 寄席以外の家屋での興行禁止
  東京府録事 甲第17号
  寄セ席ニ無之家屋ニ於テ、免許ヲ得タル芸人、若クハ免許ヲ
  得ザル芸人ヲ引招シ、演芸ニ類似之所業致シ、木戸銭、見料等
  取受ケ候節ハ、免許ヲ得タル芸人ハ勿論、免許ヲ得ザル芸人並席
  主共、明治9年(9月)当府甲第103号布達ニ照準可致処分候条、
  此旨布達候事。
  但シ、免許ヲ得ザル芸人ハ、免許ヲ得タル芸人上等月税ノ三倍ヲ
  徴収ス。
  明治10年2月8日 東京府知事楠本正隆

寄席編には放下芸関係はみあたらず。
見世物編では多数。興味があった項目名のみをあげておく。

明治4年
 フランス人の曲馬
 軽業師浅野伝吉、山崎梅吉、山崎金太郎、6年程度西洋を巡業して帰国

明治5年
 竹沢駒吉の足芸
 角兵衛獅子と乞食
 春画開帳の見世物
 軽業の海外巡業
 洋人曲馬
 危ない足芸

明治6年
 角兵衛獅子の年季解放を望む
 珍しい禁中の博覧会
 軽業海外巡業中のご難(松井芳五郎他16人、英国人キーン)
 撃剣会の盛況
 盛んになる武芸興行
 武芸興行下火になる
 ロンドン手品の奇術

明治7年
 独楽の竹沢万治上京
 軽業師早竹小虎欧州にて修業
 角兵衛獅子に自由を
 見世物所得の概算
 熊の芸当
 越後獅子の取締
 軽業師二代目早竹虎吉
 独楽の二代目竹沢万治
 早竹虎吉の曲技を評す
 
明治8年
 早竹虎吉の蝋燭渡り
 フランス人興行師、日本軽業師を抱う
 独楽回し竹沢万治の妙技
 早竹虎吉の興行大損す
 馬交配の見世物不許可
 鉄割弥吉の足芸
 早竹虎吉の芸尽くし
 足芸の竹本駒吉ロンドンで死去
 
明治9年
 三河万歳の門付
 鯨の見世物 
 象小屋拡張
 祭文語りの喧嘩
 「吾妻の曲芸」の番組
 オットセイの芸
 絹糸渡りの山本幸之助
 鳥潟小三吉外国人妻を連れ帰る(絹糸渡)
 万歳の会社設立
 三河万歳の廃止令

明治10年
 廃止にならない獅子舞
 榊原健吉の大和杖
 倭杖の人気
 軽業竹沢万吉の大人気
 オーストリア曲馬師と日本兵の喧嘩
 山雀の至芸
 
日本ジャグリング協会と100年サーカス実行委員会 の協同企画講演会が
来年開催されることとなりました。


題名: 「ジャグリングと文化 その2」『100年サーカス』報告会 @ 東京編
 ージャグリングとサーカスの創作を現代日本で試みようとすることの課題と展望ー
講演者:目黒陽介(ジャグラー/『100年サーカス』演出)
     田中未知子(プロデューサー/100年サーカス実行委員会 代表)
日時:2013年1月11日(金) 19:30開演 ※19:00より受付開始
会場:ニューロカフェ東京
定員:50名 ※要事前予約/先着順

ジャグリング協会員は無料!
詳しくは次のURLで参照をお願いします。

http://ameblo.jp/koen-kikaku/entry-11415401206.html


パナソニック 汐留ミュージアムで開催された ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展 を鑑賞に行った。
目的はもちろん絵画の中のジャグラー探し。
ルオーはサーカスの絵でも有名なので、美術館で出会うたびに興味を持って見ていたが、
今回はすべてがサーカス関連のもの、なかなかの迫力!パリのサーカスの歴史なども
掲示してあり、なかなか興味深いものだった。
そのなかで Jongleur From the series Cirque de L'Etoile Filante (《曲芸師》(『流れ星のサーカス』より))という絵の中にボールジャグラー発見!!
両手をあげてその間に5個ボールが浮いているというありがちな構図ではあります。


このJongleur(曲芸師)というのはほぼ同じ構図で何枚もの作品があったが、これだけが
明確にボールを書き込まれていた。
他はピエロの像が一番多く、ピエロの家族たちも描かれていた。
きらびやかな衣装やメイクの奥にある苦悩や悲哀、それと何かよくわからない
もやもやしたものが感じられる。
また女曲馬師のかなり抽象画に近いものが印象的だった。
しかしもうちょっと曲芸あってもいいと思うんだけどなあ。

また今日は本展監修者の後藤新治氏(西南学院大学教授)によるスライドトークイベント
「ルオーの道化師における「聖なるもの」」があり、聴講した。主催者側の予定では80名
程度の見込みが、200名を超える申し込みがあり急きょ広い会場に差し替えたとのこと。
画像をふんだんに盛り込んだスライド90枚近くを使った熱演で、ルオーに影響を与えた
ひとたちやルオーが向かった方向がわかって興味深かった。
イベント終了後、後藤先生にルオー作品でジャグラーが出現しているものがないか
お聞きしたが、ジャグラーは上記のJongleurシリーズしか記憶にないそうだ。残念!

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