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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:浅草コシダカパフォーマンスライブvol.6
劇場:コシダカシアター(浅草ROX内4F)
日時:2012年3月15日19:30-21:20
料金:1000円
座席:左端前方
番組
ジャグリング:篤
   ハットジャグリング:ひいろ
   ユニサイクルデュオ:WittyLook:
   「雨のち」:5人の共同創作
      ヨーヨーパフォーマー「Naoto」、サーカスエンターテイナー「サクノキ」、
      ディアボロアーティスト「ツバサ」、コントーション「ありさ」
      ハンドバランス「谷口 界」

コシダカシアターにははじめてきました。
浅草ROX内ですが、専用のエレベータに乗ってあがります。
ほぼ満員、空のテーブルがありません。ここはいつもは昭和歌謡レビューを
やっているとのこと。これも一度見にこなくちゃね。真ん中に舞台の張り出し
があり、舞台を横に見る形で座るというよくあるシアターレストランの
形状でした。

オープニングはキャスト全員がグラスを持って舞台の上に登場。それから
客席におりてきてキャストと客で乾杯!この公演毎回恒例なのだそうです。
私は注文が間に合わなかったので、エア乾杯w これは客に自然と一杯
注文させる良い趣向だと思います。

開口一番のあつしさんは、デビル、ボール、クラブによるジャグリング。
音楽に乗ったかなりユーロピアンな香りがする優雅な演技。
ひいろさんは傘の上に帽子をおいて登場、傘をひょいと取ると帽子が頭に
にすぽん。帽子は1個から3個まで、そして面白かったのがバケツ。帽子
とほぼ同じようにひょいひょい扱って、頭にすっぽり。これは絵になりますね。
WittyLook はステージの上でユニサイクルショー。二人が縦になると舞台
上の照明にぶつかりそうで危ない!狭い真ん中の張り出しに客を寝かせて、
その上を一輪車でひょい!最後はすごーく高いユニサイクルにのる、、けど
天井がやばい!いつもとは違う意味で手に汗握りました。

10分間の休憩のあとサーカス学校卒業生による創作ステージ。つばささん
が演出をされたそうです。5人のパフォーマによるひとつの作品。
まんなかにひとり、その周りを傘を持った黒子が取り囲んで始まり。。真ん中
がソロプレイでコントーション。足の指で舞扇をつかんで舞う、頭をこちらに
見せたまま体を前に海老反りにいって最後は膝が床についた!次は、
コントーションをしていた台に二人座って陣地争い。そこからいつのまにか
ハンドトゥハンド?ヨーヨーが喧嘩の最中に出てきて、そこからヨーヨーへ。
さすが世界チャンピオン、見せ方がおもしろい。糸からはずれるヨーヨーは
さしずめ超小型のディア両手に持つと伸縮自在のポイですね。そしてきれ
いに音ぴた。バイオリンの演奏、ショートスタッフ(バトン?)のマニピュレー
ションも超高速。ディアボロもかっこいい。最後はキューブをぐるんぐるん。
5人のソロプレイをマイムや物語でつなげてひとつの作品にしようとした
試みのように見えました。キャスト同士が絡み合うシーンが増えていくと
もっと面白いものになるでしょうね。私は大人数でのステージが好きなので
このような試みはずっと続けていってほしいと思います。次回のステージ
を見るのが楽しみです。
この企画自体もいい感じですね。1時間半座ってみて1000円はお買い得
です。
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題名:『ふなんびゅるの千と一夜 IN 東京』 VOL.1「日本で現代サーカスは本当にできるのか?」
日時:2012年2月17日20:00-21:00
会場:古書カフェくしやまんべ
料金:1000円+ドリンク
座席:後方
お話:田中未知子(サーカス堂ふなんびゅる店主/オール・レ・ミュール日本特派員)

講演者紹介 
北海道札幌市生まれ。新聞社時代にフランス現代サーカスに出会い、
サーカスを軸に生きることを決意。越後妻有大地の芸術祭、瀬戸内
国際芸術祭にて舞台芸術 担当。2011年に独立。高松にて、サーカス
×大道芸×地域芸能の発信基地「サーカス堂ふなんびゅる」始動。
著作は『サーカスに逢いたい~アートになった フランスサーカス』
(現代企画室、2009年)。
サーカス堂ふなんびゅる http://circusdo.com/
オールレミュール http://www.horslesmurs.fr/

20人以上で満員。ドリンク1杯オーダーなので、私は本日のカクテル。



☆現代サーカスとは?
まずは現代サーカスとは?という観点からのレクチャーと映像紹介。

・Cirque pierrot
1990年代のアルカウスというカンパニーの「メタルクラウン」
フランス。当時はカンパニーの数が少なく国家からの援助が
潤沢にあったため大きなことができていた。
チェーンソー、潰れる車、火炎放射、消火器、花火、といった
過激なもの。初めて映像見たときは好きじゃないと思った。だが、
この時代にあれを見てみると胸がきゅっとなる。

Compagnie XY Le Grand C
次のビデオはかわいくて映像としてきれいな作品。フランス。
ハンドトゥーハンド、アクロバット、シーソー使う。
http://www.youtube.com/watch?v=NLOQOuIqLuM
最近のフランスのカンパニー。見てわかる通りアクロバットのみ。

・Zimmermann & de Perrot - O"per O"pis
http://www.youtube.com/watch?v=2apyOST8-y8

傾きを変える床という大道具を使い、家具が揺れ動き
その中でダンス、傾いている中でハンドトゥーハンド。

・Race Horse Company: Petit Mal
http://www.youtube.com/watch?v=mbH7Hx6HEd4
これはフィンランドのカンパニー。フランスサーカスの
人達 の一押し。Petit Malはプチ+悪さという意味。
トランポリン、ボールと飛び跳ねる。

☆現代サーカスの歴史

・近代サーカスが生まれたのはフランス。
円形舞台、テント、馬のアクロバットから始まる大道芸がはいる。
・1970年代に全世界的にサーカスが衰退して、倒産していった
・そこで国家としてのフランスがたちあがった
・サーカスが復活しただけではなく全世界にアピールできるように
アートを国が全面的にバックアップ。
・劇場もネットワークを作って自由に創作ができるようにバックアップ
・このようにフランスでの現代サーカスの始まりは1970年代、
そこから2000年に至るまでが最高潮。
・サーカス学校ができてアーティストが増えたが、ひとり
あたりの予算が減った。大きい作品が作れない。テントがもてない状況。
アマチュアの趣味のサーカス学校もふえて、今は200以上。
・カナダはフランスから派生して独自に大きくなり、安定している。
1980年代Cirque du Soleilが出来た。ベルギーは2003年に国立サーカス
学校が設立され、だんだん充実した作品ができている。
・フィンランドでも発達、Circo Aereoが活躍。
・カンボジア、チュニジア、モロッコではフランス人がはいって作品を作っている。
・カンボジアはフランスとの関係は深いが、彼ら自身の仕組みを作って回り始めている。

☆いまサーカスはフランスで?

・アートとしては洗練されつつある。
・一方でアートであることにこだわりすぎて、技をみせないとか、
一連の流れの中であえて技をめだたなくするとか、政治的主張を
いれるとか、詩的要素をいれるとか、書き込まれたみたいなもの
を作れと、いうことも。
・体が資本のアーティストが危険にさらされてはいけないということで、
命綱は絶対、どうやって体を守るのかが議論になる。
・だがその半面勢いがなくなっていないか?サーカスの本質と矛盾した
方向じゃないのか?
・すでにサーカスと呼べない、という作品が増えている
・但しいろんな会議でアートの方向を捨てるということにはなっていない。

☆日本で現代サーカスができるのか。

・札幌芸術の森 「Voyage」 2004年
日仏共同制作。映像の会社が参入し、後ろに映像がライブではいる。
影とのダンスや劇場が火に包まれるクライマックスが映像。
劇場のこけら落としなのだが、劇場が焼け落ちてしまいました、
というオチ。

・まつもと市民芸術館・特設会場 「空中キャバレー」 2011年
日仏共同制作。演劇とサーカスと音楽をまぜたようなもの。
音楽監督Coba、全体演出串田和美。役者は登場せず。
15分間ずつサーカスアーティストに任せられていた。
周りを客がとりかこみ常に客が動き回らせる。
客のどまんなかまではいっていて演じる。

・Cheeky Park 「カンパニーマン」

わくわく感がある、サーカス的な演技が演劇に入って
くるのは見たことがないものではないか。
すごく日本的な気がする。


・目黒陽介 他 「ながめくらしつ」
世界でひとつだけ、ここにしかない感がもっとでていくと良い。

・猪熊源一郎美術館
美術館の20周年にサーカスやってくれないかと依頼され、
20歳のパレード、というタイトルで作った。
ミュージシャンは地元、ジャグラーはお坊さん。
生音ライブ演奏で即興もはいる。即興でフレッシュなもの
でよかった。しなやかでダイナミック。

☆日本とフランスの違い。
作品を作るということが大前提なフランス。
その世界をつくりあげるにはどうしたらよいのかから始まって
いるのが日本と一番違う。
日本ではできないわけではないけれど、やりたいひとがどれ
くらいいるのか?

☆客席とのトーク
問:作品を作り上げるのにいったい何が一番大変だと思うのか?
  何が障害だと思うのか

・智春さん
  協調性がない人があまりにも多すぎる。
  集団創作をしたことがないメンバーが多い。
  ジャグリングはできても、ダンスアクロバットができない等、
  様々な演目の基本的なベースを持っている人が少ない。
  集団でつくるとき、どういうことがたのしいのか、経験する
  シーンが少ない。演出家、作家の不在。  
  マイムの勉強したことを元にサーカス的なことをいれたらどう
  だろうという作り方をしている。

・目黒さん
  ジャグラーは協調性がなく、マイペースな人が多い。
  作品を作る動機としては、自分以外が日本でやったら
  くやしいから。
  周りは皆短い作品を作っている。
 
・智春さん
  文化庁は文化に助成金を出しても、サーカスは興行、
  どのジャンルでもないから国としては金が出せない。
  パフォーマが作品を作っても、使い捨てになっている。

・しんのすけさん
  ジャグリングのイベントをやるときに、金銭的なもの
  は求めていない。場がほしかったり、考えてくれている
  人は多いが、 まだ方向性がみえてない
  ジャグラーにかぎれば、成功モデルは矢部亮さん。

・奥村さん
  CHEEKY PARKとながめくらしつが出てきたが、
  後が続いていかない。





雪の中、はじめてホゴノEXPOに参加。今回は大人の休日倶楽部で
東日本+北陸地方乗り放題(新幹線、特急含む)15000円也という
切符が販売されたので使ってみた。いやー便利ですわ。そのまま
新青森まで乗っていってみたかったw



昼ごろ会場到着。かなーり厚着をしてきたのに会場は暑い!
せっかくヒーテックまで用意したのに(^^;)



まずは会場準備!



会場の案内も張ります。



持ってきたものは傘回し、ボールにロープ。三々五々人達が
集まってきてだんだんと人の輪ができてくる。
20人くらい集まりました?この人数だとすぐに教えあいができて良いね。



私は傘回しとトリックロープを教え、コンタクトの練習法を
学んだ。こんなこともあろうかとw思って紙風船を持って
行ったのが見事に役立ちましたよ。



ロープはやっぱり教えるのが難しい!



自由練習が終わるとハイパフォーマンス選手権。
まずはフロアにずりずりっと座席を引き出す。



そしてパフォーマンス開始!
ハイパフォーマンスということで、なんでもあり!
私も最初は3分で語る日本の曲芸史に挑戦しようかと思ったの
だけれど、記憶が色々とんでいてあえなく挫折。
傘回しによる物理実験というネタにした。内容は見た人だけね。



バラエティに富むパフォーマンスの数々を堪能。





このお子さんはかわいかった。もうずるいパフォーマンスでしたよ。





選手権が終わったあとは懇親会。海の幸おいしゅうございました。
主催の方々どうもありがとうございました。


2年ぶりの熊八新年会、落語MLの素人芸能会に出演。
今回は私の発議で新年会の準備が始まったので、気合いも
はいるというもの。毎朝じみじみと練習していた。残念な
ことに引っ越した後は、予行演習の場所を地域センターに
とることができず路上練習の次は本番(汗)
久々に会場にきてみて愕然、こんなに天井低かったのです
ね。立って籠をふることはとうていできない高さ。
前回に比べて新しいパターンも練習していたのだけれど、
だめな予感。
どきどきしながら出番を待つ。皆噺がうまくなっていますわ。



演じたのは、祇園鞠、二本撥、花籠鞠、傘回し。
演技は鉄板でもう落とさないでしょう、とたかをくくって
いた祇園鞠で二度落球(泣)、二本撥も落とす落とす Orz



花籠鞠にいたっては座ってふってみると、今まで立ってで
きた技がことごとくダメ(涙)、ここ一カ月かなり練習
してきたのに全てが水泡と化した気分(号泣)



最後の傘回しはさすがに。。。



他の方々はとてもおもしろく、ゲーム大会もたのしゅう
ございました。
来年こそはもっとミスが少ないパフォーマンスにしたい!




新年会へ向けて、じゃぐてっくの練習にお邪魔した。
大入り超満員、まだ松の内もあけてないのに皆元気だ!

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