12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日行ってきた酒井商店の報告をした。とあるところに完成未使用品が死蔵
されているという話を聞いた。手放す気があるのか、あるとしたらいくらか
聞いてもらったところ、第一声が到底手が出ない金額、でも次に私が心の中
で決めていた最高金額より数割高い金額が。。。めちゃくちゃ悩む。練習中
ずっと悩む、、、、でもその金額で引き取りますと連絡をお願いした。
ここに書きたくない位の高額なんだけどいろいろ悩んだり調査する時間を
買ったと思おう。
台東区の酒井商店まで花籠鞠のパーツを持っていって相談した。
酒井商店は籐を専門としているが職人が竹も扱えるので作成可能とのこと。
歌舞伎の小道具などの注文も来るそうだ。今作らないと二度と作れなくなる
だろうということでけっこう注文が多いらしい。
さて籠を見せると、次のような話を伺えた。
・竹がだいぶ細いが、うちで作る場合は少々太くなり、粗い目になる。
・両側が凝ったつくりになっているのでこれをやると片面1万円程度UPになるだろう
・漆をぬってあるがこれはこちらではできない
・上側の丸いパーツはて同一サイズでよければ少し安くなる
・装飾の紙はこちらではできない。
・組み立てた形で引き渡すこともできるが、そうすると紙を張るのがとても難しいだろう
・紙を張った後に組み立てる方が楽だと思われる、今は小さなドリルがあるので竹でも割れずにつなぐことができる、ドリルで穴を開けてビスで留めれば良い。
・この籠と寸分違わないものを作れと言われれば作れる。その場合は高くなる。時々
骨董品のレプリカを作る依頼がくる。その場合網目の作成に失敗しているところまでそのまま写し取る
・きっちり設計図を描いてもらえればそれで見積もりを出しましょう。どこが竹でどこが木かも指定してもらいたい。
・パーツを全てつくって、たぶん5−10万円程度
だいたい想定していた通り。やっぱりまじめに設計図いりますねえ。
組み立てや装飾にも結構手間かかりそう。はあ。
酒井商店にいったついでにかっぱ橋で見つけた竹製品店にもよってみた。
ここは料理用器具のみだった。残念。
行ったことがないのでまずぐぐる。でも竹細工でWebページ持ってるところって
わずかなのね。職人が高齢化してどんどん減ってるというらしいので無理もないところ。
駿河と別府が竹細工の産地であることも知った。
籠の形状の説明などを考えると近場の店に出来れば現物を持っていって相談できる
のが望ましい。iタウンページ、Yahoo電話帳などで竹細工店を調べて、特注が
できそうなところをあたった。
さほど遠くないところでは2店。メールが届くのが1店
・酒井商店
http://nttbj.itp.ne.jp/0338424431/index.html?clk=105&kok=11&svc=1303&Media_cate=populer&wp=J13&wt=J13&wq=Z371100&tkcp=r1&stdad=1&ktid=TO0005092800000011&ktel=0338424431&wr=J13J999J999J999&ws=J13J893J971J996
台東区、メールアドレスあり、籠は作成可能、木の部分は不可能、漆塗りも不可能。
籠だけなら5万程度?持ってきてくれれば見積もれる。前金入れてもらう形になる。
・日本竹芸株式会社
http://www.city.nerima.tokyo.jp/sangyo/sinfosite/data/m140050.html
練馬区、メールアドレスなし。Webは区が作成。
持ってきてもらえれば作成できるかどうか判断できる。
職人が少なくなってしまったので難しいかも。
・柳田竹細工店
http://nttbj.itp.ne.jp/0454215848/index.html
菊名。ちょっと遠いけれど特注できるとはっきり書いてあったので
電話してみた。3回掛けたが応答なし。
・日本伝統的工芸品センター
http://www.kougei.or.jp/center/index.html
池袋、竹細工店のリストを持っているかと思って問い合わせた。メールアドレスあり。
竹細工組合のリストしか持っていなかった。
紹介されたのは、駿河(0542524924),別府(0977224074).
別府の方が5月下旬に上京されるそうで聞いてみてくれるとのこと。
まことにありがたい。ただ遠いところは最後の手段にとっておきたい。
また芝居の小道具を使う藤浪小道具に聞いてみたかとアドバイスをいただいた。
藤浪小道具は歌舞伎の小道具を作っている有名な小道具やさん、たしかに聞いてみる価値はあり。
・藤浪小道具
http://www.bunka.go.jp/1hogo%5Cshoukai/sentei/kodougu.html
http://www.jtvan.or.jp/sanjyo/html/HO_fujn.html
電話をしてみた。さかいさんという方が対応してくださった。
籠の形状を説明すると、思い出したらしく、できるかどうかを
たしかめて折り返し電話してくださることになった。
-> 竹細工職人がいなくて作ることが出来ない。私たちも困っている。
という回答。残念!
その他東京近辺に的を絞る前にメールが届くところに問い合わせを発してみた。
・竹工房 はなぶさ
http://www.surugaya.com/
静岡市、メールアドレスあり。回答は黒田さんから戻ってきた
--
こちらは、千筋細工なので、添付しました画像のように、竹ひごで組み立てる
竹細工もできますし、また別府の職人に聞けば、やってくれそうです。
もう少し、詳しい図面を寸法付きで、ファックス等していただきましたら、聞いてみます。
--
たいへん心強いお言葉である。東京近辺でダメならまじめに図面を引いてお願いするかもしれない。
というわけでなんだか作れそうな気はしてきた。でも問題はコストなので、、
全体でいったいいくらくらいかかるんだろう?
花籠鞠をやりたくなって、籠を作ってくれる職人さんを探索中。
Web検索では特注を受ける職人はほとんど見つからない。東京で一店、
遠く離れた地で一店、メールで連絡がついて設計図か現物を見せて
もらえば見積もりが出せるとのこと。
親方に状況を話して、花籠を少しの間お借りできることになった。
さて何軒見積もりを取れるか?
もう花粉でだめだめ ;_;
それはさておき、仙丸さんが花籠鞠の曲を練習していたので、
許可を得て、籠のサイズを測らせてもらった。
花籠鞠の曲は見ていてもやっても楽しそうなのでいつかは
やってみたいと思っている。最大の難関は籠の入手。
(もちろん自分の腕の無さは棚に上げている)
同じような形をアクリルの筒や棒を組み合わせて作れないか
と考えているところ。鞠が通ることを見せる必要があるので
籠を用いているわけだから、透明な筒でも同様の効果があるはず。
この籠はまっすぐになっているが、籠を通した鞠を上に上げる
必要から、下にたわんだ、ドーナッツの一部を切り取ったような
形状の方がやりやすいだろうとのこと。籠の長さは48cm、
これより多少小さい方が扱いやすいだろうということだった。
ハンズやドイトに行ってパーツを買ってくれば似たような
ものはできそうな気がしてきた。しかし私はめいっぱい不器用なので悩ましい。