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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:こぶ平改メ九代林家正蔵真打披露興行


日時:2005年4月10日17:30-21:00(途中休憩あり)


劇場:新宿末広亭


料金:一般2700円


座席:1階E列4番


番組:


5:30 金原亭駒春:子ほめ


    林家きくお:後生鰻


ぺぺ桜井:ギター漫談


6:00 林家たい平:漫談(食の安全、納豆、防犯)


    林家いっ平 :荒茶の湯


    翁家勝丸:太神楽(納めの鞘、どんつく、お手玉、傘回し)


    橘家圓蔵 :漫談(談志家元の思い出)


 7:00 三遊亭圓歌 :中沢家の人々


−仲入り−


   襲名披露口上(小朝、圓蔵、金馬、正蔵、三枝、圓歌)


   春風亭小朝 :夫が温泉に行かない理由


    三遊亭金馬:四人癖


    桂三枝:お忘れ物承り所


   林家二楽 :紙切り(桃太郎、厳島神社、タイガー&ドラゴン)


 8:30 こぶ平改メ林家正蔵 :一文笛





場内満員立ち見、2階までぎっしり、当日券を求める長い行列が出来ていました。改装してからの末広亭に初めて入りましたが、なかなかきれいになってますね。きくおさんを聞くのは初めて、お父さんの木久蔵師匠とはだいぶ違うキャラのようですね。ペペ桜井さんは禁じられた遊びを引きながら演歌を歌う芸、ハーモニカを吹きながら唄う芸を見せてくれました。吹きながら唄うのは循環呼吸でも使うのかと思っていたら、もっと直接的なとにかく唄いながら息を吹き込んでしまうというものでした(^^;;)「荒茶の湯」は初めて聞きました。なんか汚さが伝わってくる芸でよいのですが、聞いてるほうが引いてしまうような内容ですな。


太神楽の翁家勝丸さんを見るのは初めてです。大きなドラえもんの人形を隣に置いて開始!ずっと座ったままでの芸でありました。まずは日本刀のさやを抜いて刃の先にちょっとひっかけておき、顎の上に柄をおいてバランスしておき、気合を入れて刃をさやに戻すもの。けっこうきれい。どんつくは籠に二個載せた状態で同時二個を上げて入れ替えしたり段を上らせたりするのが難しそう。高座下まで鞠を落としていたのはご愛嬌でしょう。ボールはカスケードやシャワーをしたあと、「では9個投げて見せます!」どきどきしてみてたら、3つづつ繋がっておりました(^^;;;)つまり3つ組ボールの3カスケードだったのです。傘回しは鞠で乱回しをした後、横においたドラえもんに目をやり、「最後に変わったものを回したいと思います」でかい人形をまわす芸が見れるのか!!と思いきや、袂から?小さなドラえもんを出してそれをぐるぐる。なにも太神楽で看板のピンをやらんでもいいのに。だけどこのパターンは使えそう。あの小さなドラえもんなら私にも回せそうな気がしました。


圓蔵師匠は花粉症がひどいので座って動かないでいると苦しいということで立ったままの漫談でした。確かに末広亭で満員だと苦しい、一応禁煙になってるんですが喫煙所は全然分離されてないし、休憩時には客席のすぐ後まで灰皿出してすわせているのでタバコの煙も充満、花粉症の演者と観客に来るなといっているような環境でした。


披露口上で印象に残った話は、正蔵師匠には敵がいない、襲名すると間違いことが一つおきる、それは仕事が減る!。偉くなると気軽に仕事が頼めなくなるそうです。口上の直後に手ぬぐいまきがありました。 私はなかなか良い席に座っていたので取れるか?!と思っていたら 前の二人が立ち上がって壁を作りました;_; あきらめて座っていたら終わり近くになって、私の肩にトンと あたって落ちた物が、、向こうから手ぬぐいが私の手に飛び込んできてくれたわけです(^^)


小朝師匠の噺は中年夫婦の夫が妻と一緒に温泉旅行に行こうかと妄想を始めて、やっぱりやめとこで終わるというもの、初めて聞きました。うまいんだけどなんだかいまひとつ。三枝師匠を聞くのも初めて、なんかのほほんとした笑いでいいですね。膝代わりはニ楽さんの紙きり、桃太郎切り終わったとたんに、客席からリクエストの声が飛びまくり、うーん、切ってほしいのはわかるけど他の客をのけものにしているようで、、ニ楽さんが問い掛けてからにしてほしいもの。タイガー&ドラゴンは虎と龍が並んでTVを見ているというもの、「&」もリクエストに応えて別に切ってました。


トリはもちろん正蔵師匠、米朝人間国宝に教えをつけていただいた話から一文笛に。私に取ってこのネタは米朝師匠の噺の中で唯一苦手なものなので、どれくらい良い高座であったのかうまく評価できません。でも噺と真剣に対峙している正蔵師匠の姿勢は素晴らしいものでした。今後が楽しみです。それにしても後の幕がよくかけかわったこと。


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