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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:週刊朝日百科日本の祭り
巻号:No.16 2004年9月19日号
出版社:朝日新聞社

A4版グラビア雑誌で日本の祭りを紹介。
この号では、灘のけんかまつり、伊勢太神楽、伊勢神宮の新嘗祭
が紹介されている。伊勢太神楽は14ページから21ページまで、
12月24日の増田神社における総舞の案内が書かれている。
写真は魁曲、吉野舞、玉獅子の曲、跳の舞、献燈の曲等。
神社境内の舞台ってすごく狭いのね。ここに観客が集まると
すごく混雑しそう。上演時間は24日の12:30-15:30とのこと。
一度は見に行きたいなあ。
増田神社以外でも次の祭りで伊勢太神楽が見られるそうだ

・大福田寺(桑名市東方、JR桑名駅から徒歩5分)
 毎年4月2日(桑名聖天大祭2日目)10:00-, 13:00-

・神館神社(桑名市江場、JR益生駅から徒歩15分)
 毎年10月13日(例大祭)  13:00-
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日本の民俗〈上〉祭りと芸能
芳賀 日出男 (著)
出版社: クレオ (1997/09)
言語 日本語
ISBN-10: 4877360158
ISBN-13: 978-4877360153
内容(「MARC」データベースより)
昭和27(1952)年から平成8(1996)年までの日本人の暮らしを、民俗の視点で撮影した写真集。上巻には、御幣・訪れ神・初春の祝福芸にはじまり、語り物・手作りの年中行事まで収める。



87~89ページに伊勢太神楽の写真あり。魁曲の場面。
白黒写真集、いやーどれもおもしろそうだなー。
題名:家元ものがたり (中公文庫)
著者:西山 松之助
税込価格 : \378 (本体 : \360)
出版 : 中央公論社
サイズ : 文庫 / 286p
発行年月:1976年

概要:(裏表紙より)
剣道の新陰流・一刀流、水泳の水府流・小堀流など、相撲、砲術、万歳、幇間、庖丁、香道、盆石、河東節等の諸家元を取り上げて、実地探訪と
豊富な文献をもとに、日本固有の家元制度の実態とその独特な思想構造
を解き明かす興味あふれる読物。(裏面案内より)

昭和31年著、46年に改訂。家元たちへのインタビューなど
ドキュメンタリータッチで綴られている。
次のジャンルに関しての言及がある。
剣道、相撲、砲術、水泳、鷹匠、万歳、曲独楽、太神楽、幇間、
虚無僧、庖丁、香道、盆石、盆景・盤景、雅楽、下座音楽、河東節、
一中節、萩江節。


幇間や虚無僧にまで家元がいたとはびっくり。
剣道は実際に戦いがあるうちは一人一流であったけれど、
江戸時代中期になると本末転倒な瑣末な形式主義に堕落してしまう。
そうなると秘伝書とか免許状の形式などがうるさくなってきて、もっ
ともらしい故事来歴や技術に対する精神的な飾りつけが満艦飾のよう
に取り付けられるのである。
砲術は弾道学が秘伝となる。
盆石という石と砂で風景や人物を作り出す芸にも家元がいたとのこと。
これどんなものか見てみたい。
意外だったのはもっとも古い芸のひとつである雅楽において、
江戸時代はコンテスト(および投票)によって能率給を
決めていたということ。能力主義の時代を何百年も先取りしていた?
三河万歳として庶民に親しまれていたのは実は尾張万歳だったとのこと。
虚無僧は権現様のお墨付きを元に好き放題の特権を得ていたが、
実はそのお墨付きは偽書。もともと門付していた者たちが禅と結びついて
ギルドを作り上げていったというところらしい。
曲独楽はあまり家元という意識がなかったとのこと。
市井の太神楽熱が盛んであった から、どんつくが歌舞伎として上演
されるようになった。 どんつくの鞠の作り方も秘伝だったそうな。
初演以来どんつくが芝居にかかるときは必ず丸一の家元に挨
拶に行く。挨拶を受けると家元は舞台に出向いて俳優に太鼓の曲打ち
や籠鞠の秘伝を伝授する。
太神楽は江戸だけではなく各地に点在してお払いや門付けを行ってい
た。門付けで獅子がまわってくるとどこの家でも祝儀を出す。太神楽
に限らず一般の門付け芸では、人前で金勘定の話をしなければならな
いので隠語が用いられる。
茶番の掛け合いでも庶民の関心事を織り込むので人気。
第十代の鏡味仙太郎は偉大、10年ロンドン生活、パリやベルリンで
も興行、帰国した後は明治館を丸一の練習場として太神楽の曲芸を
後進に教えた。仙太郎は丸一の紋を改めるとか、獅子頭にシャグマの
毛を植えることにしたとか、傘の曲の番傘をカンレイシャの優美なも
のにしたとか、太神楽の伝統に新風を吹き込んだのである。
仙太郎氏の曲芸見てみたかったなーーー。

河東節の項の一節につぎのようにあった

---
「はめ」をはずさないで「はめ」をはずすとでもいうことをこの道では
「どうらくする」というが、やかましい格の中で越格の自由な美しさ
と情緒てんめんとした艶なるイキを語りだすことは、芸に遊ぶ名人の
技なのであろう
---
「どうらく」やってみたいものですねえ。

これに出てくるどの家元も基本的に貧乏、儲かることはない。
それゆえ後継者にも困るという状況。浪費に耐える人々が日本の芸を
継承してきたということなんですね。
ご苦労様です。

題名:わたしのアルバム 伝統芸能の系譜(付依代考)
著者:本田 安次
単行本: 372ページ
出版社: 錦正社 (1986/05)
ISBN-10: 476460101X
出版社/著者からの内容紹介:
まつりや芸能の、我々を感動せしめるものは何だろうか。世界的に
みても、わが国は伝統芸能-民俗芸能の宝庫と云われている。今日も
全国津々浦々で誇高く伝承されている、伝統あるそれらの芸能の性格
を最もふさわしい写真620点により明らかにする。 民俗芸能研究六十
数年に及ぶ著者にして成しえた、貴重な写真集であるとともに、日本
の芸能文化のすべてを言い尽くした書である。



各種神楽や舞楽、渡来芸などが白黒写真で紹介されている。
なんかすごく風変わりなものが色々あり、これらの芸能がまだ
見られるのであれば、日本中を旅するのも悪くないと思えるほどの迫力。
太神楽も伊勢、江戸を中心に文章と写真で77ページから81ページまで
記述がある。記述が2ページに写真が10枚。
写真は伊勢太神楽(獅子舞、皿回し、魁曲)、島根県獅子舞、
江戸太神楽(籠鞠、五階茶碗、ナイフの曲取り)。
江戸太神楽の写真は第12代鏡味小仙親方提供。
籠鞠は12代鏡味仙氏、五階茶碗は小学生時代の仙三郎氏、
門付でナイフの曲取り(6本パッシング)の写真に写っているのは
若き日の仙翁親方。眼鏡をかけているので教えられるまで全く
わからなかった(^^;;)
本文78ページには次のようにある
---
「女衆の好きなものは、かぼちゃと太神楽」とも言われていたように
一しきりは女衆にも非常に好まれたものであった
---
芋たこ南京と同じレベルならば相当にすかれていたのね。

題名:トリガーマン!1 2/5
著者:火浦 功
ISBN:9784257769828 (4257769823)
320p 15cm(A6)
朝日ソノラマ (2002-10-31出版)
[文庫 判] NDC分類:913.6 販売価:\579(税込) (本体価:\552)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4257769823.html





トリガーマン(仕事人)として「そめのすけ」と「そめたろー」登場。
武器はもちろん「傘」。
---48ページ冒頭からの引用---
そめのすけが傘を開いて、くるくる回し始める。そめたろーが、その上
にソファをほうり投げた。
ソファは傘の上で、くるくる回った。
「見ての通り、人間だろうが、グランドピアノだろうが、どんなものでも、
あの傘の上で回しちゃうのよ。---やられた相手は、たいてい目を回して
気を失うか、どこかへ吹っ飛んでいくわけね」
----引用終り---

豪快な技ですなあ。
表紙にもそめのすけそめたろーが傘を持って登場している。
しかもその傘の上にはボールが2個。。。
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