初老初級ジャグラーの日記です。
ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。
技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:舞台劇と古典芸能のコラボレーション 思い出すことなど ~漱石の愛した俳句と古典芸能~
日時:2010年2月9日19:00-20:45
劇場:四谷区民ホール
料金:入場無料(要事前申し込み)
座席:1階3列目左端
出演:
夏目漱石:葛西和雄
夏目鏡子:大嶋恵子
高浜虚子:高山康宏
正岡子規:矢野貴大
寄席番組:
能楽・舞囃子:金井雄資(シテ方宝生流)、徳田宗久(太鼓方観世流)、
和妻:北見マキ
曲独楽:やなぎ南玉
落語:三遊亭遊雀
太神楽:鏡味正二郎
寄席踊り:雷門助六
地謡:金井賢朗、太鼓:桂宮治、三味線:斎須祥子
構成、演出:福山啓子
主催:新宿区
制作:(社)日本芸能実演家団体協議会
協力:秋田雨雀・土方与志記念青年劇場、(社)落語芸術協会
物語:
明治44年3月
早稲田南町の漱石山房の一室・・・
正岡子規の思い出を高浜虚子と語り合う漱石、
虚子が去った後、まどろむ漱石の夢の中には子規が出てきて・・
漱石と虚子、子規とのエピソードを回想劇の形で上演しながら、
漱石の愛した俳句と古典芸能の世界へ皆様をご案内いたします。
1階席はほぼ満員。観客の平均年齢60歳?Papermil へ来たみたい。。
まずは新宿区文化部の部長さんがでてきてご挨拶、区長のメッセージを読み上げました。
さすが、公営公演。
左右に黒幕を垂らし、舞台を狭くした上に真ん中に台を置き、その上にセットを組んでの
お芝居。セットとしては座り机に本棚、座卓がありました。漱石の書斎に高浜虚子が訪ね
てきて、漱石が危篤になったときの話や子規の思い出話、というか悪口が会話劇として
続きます。これが冒頭30分。そして虚子が帰った後、漱石がうたた寝すると若い子規が
夢にでてきちゃいます。子規が「寄席に行こう!」、ということで突然黒子が何人も登場し、
書斎を台ごと移動、空いた舞台中央に高座を創ってしまいました。黒子が出ると殿も出て
ほしいと思ったのは内緒です。
寄席の最初は謡曲、漱石から「なぜ寄席で謡曲?」という突っ込みがありました(^^;)
こういう舞が美しく感じられるようになったというのは、自分にも年輪を重ねたせいでしょう
か。腰の高さが全く変わらない、振り向く軸が全くぶれない舞はみていて気持ちがよいの
です。締太鼓の音も小気味良い。
次は和妻、三味線・太鼓がBGM。袋から無限たまご、空中から花、二段引き出し、壷から
布、布の後ろから傘7本+ボンボリ、最後に見得。
曲独楽、扇子の上の地紙止め、独楽の2階建てー開運招福回り灯籠、大きな独楽の下に
小さな独楽、その下に大きな飾り、それを扇の上に立てると下の飾りも回り始めました。
邪気を祓う刃渡り、最後は風車。全部座って演じていました。
落語は漱石が演芸を好きだったのにかけて、素人義太夫、いい感じで受けてました。
太神楽は、祇園鞠、大小の鞠を2個、あやとり、片手で2個、扇をいれてあやとり、閉じた
扇を手にもって手の甲・平へ続飯付け、扇を開いて続飯付け、カラムの間に扇をいれるわ
けどり、あい払い。私は正二郎さんのこの祇園鞠かなり好きです。傘回しは、まず鞠、縁、
片手、乱回し。茶碗はまっすぐ投げ上げて一旦傘の上で止めました。そしてぐらぐらゆら
してのの字のような小さな円を何度か描いた後で乱回しに。太神楽の最後は升、桁渡り。
最後は寄席踊り、かっぽれの伴奏で糸あやつり。美しいマイムです。ほんとに糸がみえる
かのよう。もう一曲踊って寄席はお開き、再度黒子がでてきて漱石の書斎へ逆戻り。
漱石の世界と寄席を堪能した1時間45分、これで無料なのですから新宿区は太っ腹!
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http://k-sound.way-nifty.com/weblog/2010/01/post-ff68.html
新宿区主催で無料のイベント。
そこで落語、太神楽、和妻などが劇中芸として見れるとのこと。
私は申し込みました。
さあ、新宿区役所に電話だ!
新宿区主催で無料のイベント。
そこで落語、太神楽、和妻などが劇中芸として見れるとのこと。
私は申し込みました。
さあ、新宿区役所に電話だ!
題名:ZED(ゼッド)
日時:2009年12月10日15:00-17:06(途中休憩あり)
劇場:シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京
料金:プレミアビュー15000円
座席:Cブロック6列50番(中央前方ブロック6列目右より)
URL: http://www.zed.co.jp/home.php
Guide and Founder: Guy Laliberte
Artistic Guide: Gilles Ste-Croix
Executive Producer:Francois Macerola
Writer and Director:Francois Girard
Director of Creation:Line Tremblay
Set Designer:Francois Seguin
Costume Designer:Renee April
Composer and Arranger:Rene Dupere
Lighting Designer:David Finn
Choreographer:Debra Brown
Choreographer:Jean-Jacques Pillet
Sound Designer:Francois Bergeron
Acrobatic Equipment and Rigging Designer:Scott Osgood
Acrobatic Performance Designer:Florence Pot
Make-up Designer:Eleni Uranis
Production Manager:Michael Anderson
コンセプト:(公式Webより)
人生は冒険。そこに、 詩 ( うた ) が生まれる。
彼の名は、Zed(ゼッド)。彼が旅する世界は、天と地。そこであらゆる生命と、大いなる
女神と、スフィンクスと…命の躍動に出会います。
さまざまな経験を重ね、彼自身が成長すると同時に彼が生きた天と地という2つの世界
がひとつに結ばれます。
彼の経験と彼が生きた世界のすべてが、心で感じずにはいられないもの。
この叙情あふれる冒険の旅を通じて誰もが人間の、人生の経験の本質に迫っていくこ
とができるでしょう。
アクト:
バトン(Batons)
すべての始まり、火のまじない、二つの世界の出会い
アーティストの体と一体となり、暗闇の中で存在感を放つ美しいバトン。アクロバットとダ
ンスを組み合わせることで三つのバトンを自由自在に操り、機敏さと、類ないコントロー
ル能力で観るものすべてを魅了します。
演じるのは、出演者の中で唯一の日本人であり、バトントワリング競技で世界チャンピ
オンに輝いたトップアスリートです。
バンジー(Bungee)
天の誕生
ステージの遥か上空から四人のアーティストが飛び降りてくるバンジーパフォーマンス。
まるで熱帯魚を思わせるような鮮やかで美しいフリンジが、アーティストのアクロバティッ
クで華麗な動きとあいまって、観るものを幻想的な世界へいざないます。
ラッソ(Lassos)
地の誕生
武術の才能をもった六人のアーティストによる投げ縄のパフォーマンス。ラッソロープを
巧みにコントロールしながら披露する力強いアクロバットは、地の誕生を表しています。
ポール&トランポリン(Poles and Trampoline)
天に向かって
「ZED?(ゼッド)」でしか観られないこのパフォーマンスは、チャイニーズポールとトラン
ポリンの異なる演技を融合させました。アーティストは、天にいる妖精に誘われ空中高
く飛び上がり、躍動感あふれるアクロバットを披露します。
ソロ・ティシュー(Solo Tissue)
初めての光景
天から下がる布に包まれたアーティストが、優美なアクロバットで主人公Zed(ゼッド)を
魅了します。空中で繰り広げられるパフォーマンスは、息を呑むようなバランス力と柔軟
さがあり、劇場を幻想的な雰囲気に包み込みます。
ハイ・ワイヤー(High Wire)
炎の振り子
ステージから8メートルの高さに張られた細いワイヤーに、燃えさかる炎の振り子が揺れ
る、緊張感あふれるセットで繰り広げられるパフォーマンス。卓越したバランス感覚で、
三人のアーティストは死をものともしない跳躍やアクロバティックな動きを披露します。
ジャグリング(Juggling)
ケルヌーンの火
地中深くに存在する火の王国。そこに君臨するKernoun(ケルヌーン)と共に、ボウリン
グ・ピンやプレート、炎のトーチを使ったジャグリングで、主人公 Zed(ゼッド)を惑わしま
す。驚異的なスピードでジャグリングを繰り広げるアーティストは、サーカス・ファミリーで
演じています。
バンキン(Banquine)
バベルの塔
人間の類まれな機敏さを表現する「バンキン」は、イタリアの伝統的なアクロバット。サー
カス界の権威ある賞「サーカスフェスティバル」で受賞したアーティスト同士の信頼関
係から生まれるドラマティックな人間ピラミッドは、バベルの塔を思わせる圧巻の演技で
す。
ストラップ(Straps)
Zedの恋
2人のアーティストが、主人公Zed(ゼッド)を誘惑するゲームの世界へといざないます。
ストラップ(つり革)を使用した彼女らのパフォーマンスは、バランス力と強さのなかに繊
細さを感じ、観るものすべてを魅了します。
ハンド・トゥ・ハンド(Hand to Hand)
天と地の出会い
力強く柔軟性に富んだ二人のアーティストが、集中力と完璧なバランス感覚によって、
驚くべきポジションで観るものを魅了するパフォーマンス。サーカス界の権威ある賞「サー
カスフェスティバル」で受賞した彼らの演技は、天と地が出会う、その瞬間を表現して
います。
フライング・トラピス(Flying Trapeze)
祝祭
二つの家族で構成されるサーカス・ファミリーが繰り広げる、エネルギーあふれる空中
パフォーマンス。「ZED?(ゼッド)」では、平行に並べたプラットフォームを採用すること
で、祝祭を表すダイナミックなパフォーマンスを、途切れることなく披露します。
シャリバリ(Charivari)
祭典
アーティストたち一同が集まり、それぞれのパフォーマンスでフィナーレを飾ります。まっ
たく異なる表現をしてきたアーティストたちが、ひとつのステージ上でお互いに尊重し
あい、そして演じる様子は美しく感動的で、心を深く打つワンシーンです。
クラウン(Clowns)
天真爛漫な二人のクラウン。
一人は、すべてをコントロールしたがるが、もう一人は、ただの怠け者。
しかし、二人一緒になると、ユニークな道化者のデュオとなり、人々を笑わせ、そして感
動させてくれます。
Zed(ゼッド)はショーのメインキャラクター。
タロットカードにある「愚者」からインスピレーションを得て生まれました。天と地の世界へ
と引き寄せられたゼッドは、愚かさがあるゆえに、人間のもろさや純真さがあらわになり、
人々は心打たれます。ゼッドは、天と地を冒険することにより成長をとげ、彼の冒険によ
り天と地は一つに結ばれます。
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舞浜駅からイクスピアリを通ってホテルを抜けて徒歩10分のところに劇場があります。
劇場前には旗を持ったスーツ姿の人多数、平日マチネのせいか団体観光客がとても
たくさんいたようです。というか個人客なんてほとんどいなかったのでは?団体さんたち
は仕事をリタイヤして遊び回っているのだろうなあというような年頃の方々ばかり、私も
早くああなりたい。
入り口を入ると左側に売店があります。ノベリティグッズ、ビデオ、CDなど、、たくさんの
客がつかんでいたのは「おかし」でした。旅の土産なんでしょうねえ。劇場内は半円形
の客席、その中心に大きな円形の舞台があります。シルクドソレイユの案内スタッフが
日本人というのはなんだか不思議な気分。やはりすごくたくさんの団体さんがはいって
おり、至る所で説明が繰り広げられていましたよ。客席の平均年齢70歳?
さすがに平日マチネ公演なので客席両端の後ろはすいてます。最前列だと舞台床の
高さが首のあたりになってしまいます。私が座っている6列目は舞台と床がほぼ同じ高
さなのでかなり見やすいのです。私より前方に座っている方々に挨拶にくる背広姿の
おじさんたちという光景がみられました。いかにも接待として使われている風情です。
このブロックの後ろには背広姿でバッチをつけたおじさんたちの集団がいくつか座って
いました。鑑賞が業務?税金使った無駄な視察でなければ良いのですが、それにし
てもここに背広でいるのってなにか服装のTPOをはきちがえているような。。。
舞台の真ん中には巨大な手帳がぽつんとありました。舞台は巨大な青い布で全面が
カバーされています。通常のシルクドソレイユならば開場直後から見られる、クラウンの
客いじりは開演7分前から始まりました。手すりにあがってお客さんと握手!おばさんを
つれまわしていって最後はハグ。次にいじったカップル相手には見事にすべり、かなり
引かれている感じ。笑いは時折でるんですが、客に何かをさせようとしてもうまく伝わっ
ていないようでしたね。
オープニングはライトバトン。唯一の日本人キャストが最初に登場です。いやーかっこ
いい。他の演技も見てみたい。狂言回し?のZEDはイケメンキャラクター、どういう筋書
きなのかわかりません、というより気にしてませんでしたよ。
歌姫は舞台上方から登場、蝶のような妖精のような雰囲気。バンジーは
腰の両側を伸び縮みするごむでとめてくるくる、一人ブランコとの組み合わせでした。
次はラッソー、トリックロープで中国人キャスト、そういえば中国か台湾のジャグリング
大会1位がトリックロープだったことがありましたっけ。
縦回しで自分の体の前で輪をくるくる、ループの直径が140cm程度だと思うので、
ロープの長さは17から18フィート?縦回しを同じ方向で継続しているのでロープがよじ
れていくはずなのですが、方向を変えません。手元でよじれがとれる所謂イージーロープ
かと思って目をこらしても見えない目の悪さ、、ああ双眼鏡を持ってくれば指の動きが
わかるのにOrz 同じロープを使っている間はループのサイズはかわりませんでした。
ひょっとしたらループで結び目をつくってしまっているかも?バタフライ、ループを上に
あげてウェディングリング、そしてリングが上下、さがったときは手の切り替えが忙しい!
ループを脇で回しておいてトンボをきるのもきれい。
たぶん30フィート程度のロープで巨大ウェディングリング、そしてその中で他のキャスト
がトンボ返り!リングへトンボ返りで飛び込むとかジャグリングではなくアクロバット技
に近いものになっていました。基本的には縦のループ、ウェディングリング、テキサス
スキップ、の基本のトリックロープ技にトンボ返りのような体術を組み合わせて魅せる
パターンでしたね。
ポール+トランポリンはおもしろい組み合わせです。棒に上ってぼよよん、でまた棒の
上の方に掴まります。棒を蹴って方向転換もあり、ポールだけの時と比べて技のバリ
エーションがぐんと広がった感じです。この組み合わせの発展を望みたいです。
ハイワイヤー(綱渡り)は、頭上のロープの真ん中に火のはいった振り子、この
振り子の下にねそべる、寝そべった上をジャンプ!
肩車して綱渡りもはらはら感を増します。最後はロープ上でトンボ返り、
一回失敗して落ちかけ、二度目で成功!失敗が難しさをより強く感じさせます。
ジャグリングはロシア人キャストでクラブパッシング、ちょっとだけテイクアウト。2対2、
4対1、肩車して2*2など。さすがに動きがきれいで無駄がなく安定しています。
安心して見せるすごい技術なのだけれど、あっと驚くようなものはないというか。
最後は火のついたトーチでパッシング、ファイヤーによるパスの間に4人たって、
そしてパッサーと立った人が一緒に動く。。後ろでファイヤーバトンがくるくる、
そのうえ色々な異形のものたちがトーチをふりまわし。これが1幕のフィナーレでした。
2幕の冒頭は、組体操、総勢14人のうち女性が2人、女性と比較的小さい男性が上
になります。逞しい男性たちが土台となってそこから人間がびゅーんと飛び出す感じ。
ぴゅーんと飛び出してもう一つの土台の方に着地!びゅーんと飛び出して逆立ちで
着地!男がずらりと並んで杭が並んでいるようになり、その上を歩く乱杭渡りに近い
芸もありました。もちろん縦へ高く肩車の積み重ねも。
次は再びバトンのソロ。コンタクトバトンとでも言う技多数、いろんなところで回るんで
すねえ。舞台を見た直後に書いたメモに「首だけで回す!」とあるのですが、どんな
技か忘れました(^^;)バトンの回転は全然見て取れない情けない目なのですが、床に
投げつけてはずませて、きれいに手元に戻るのにはびっくり。最初は1本、次に2本
で演じていました。当たり前なのですがやっぱり1本の方が見た目の動作の自由度
が大きいですね。より多く表現ができるように思えました。でも2本の方が断然派手。
最後は3本、普通のカスケード、ヘリコプタースピンでカスケード、522で高速振り回
し。私が一番好きだったのは1本の演技だったような気がします。
膝代わりともいうべき芸がハンドトゥハンド、静の芸で気分転換。しかし地味です。。
トリは空中ブランコ、ブランコを2列、キャストを2倍にして、交互に技を出すことにより、
途中の休み時間をなくしていました。これは迫力が倍増!ずっと手に汗握って
いる感じでした。
休憩を含んで2時間6分の上演時間は他のシルクドソレイユ公演よりもちょっと短め、
もうちょっと見ていたいなーという気持ちで帰途につきました。しかしこれが日本に
常設なんですからすごいことですよねえ。もうすこし日本人キャストが増えて、日本
からの発信基地になってくれることを祈ります。
題名:「デビュー」 東京公演
日時:2009年11月26日19:30-20:45
劇場:銀座小劇場
料金:事前予約2500円
座席:中央後ろから3列目
作・出演:シンクロニシティ(チャチャ&ラガー)、リスボン上田、ロッキィー、渡辺あきら
ゲスト:ダメじゃん小出
「関西が誇る5人のパフォーマーたちによる舞台公演、昨年大阪で上演され好評を
博したステージが、1年たって東京上陸!」というキャッチコピーに引かれて見にき
ました。銀座小劇場にいたのは何年ぶりでしょうか?
本日だけの公演があると昨日聞いてあわててきました。うーん劇場の場所を忘れて
いて、銀座をぐるぐるまわってしまいましたよ。
もともと小さな劇場なのでどこに座ってもみづらいということはありません。
ベンチシートが3列、ふつうの席が5列。スーツ姿の年輩の方が何人も客席にいて
びっくり。ほぼ満員です。
まずはロッキィーさんの腕立て伏せから始まりました。ロッキーの名曲がかかるとそれ
だけで血わき肉躍るものですね。訓練が終わるとサメと格闘するのでした。
次は渡辺あきらさんのバウンズ。箱をいくつか使って床に角度をつけます。最初は
平ら、次は斜め。斜めの床に3つほぼ同時に投げてカスケードを始めたところでは
拍手。その次は斜めと縦でボールが直角に行ったり来たり、最後は両側斜めで、
右手から垂直に落としたボールが水平にバウンズし、2度目のバウンズでは垂直に
上がって左手へ!きれいな入射角と反射角の関係でした。
ゲストのダメじゃん小出さんは山手線でサッカーのポジションネタ。さすが関東から
のゲスト。ツートップを新宿・渋谷にすればサイキョウになります、って日頃埼京線を
使っていない私にはピンときませんでしたよ(^^;)でも引きこまれる話力はさすがです。
もっと違ったネタを聞いてみたいと思わされてしまいました。
リスボン上田さんは、落ちまくりの大学受験生ネタの一人芝居。辞書を使ってほんの
ちょっとだけシガーネタがはいっていました、
次はシンクロニシティ、、、コンビのはずなのにチャチャさんひとりしか舞台にいませ
ん。なんと相方のラガーさんはインフルエンザにかかってしまったのでした。チャチャ
さんひとりでバルーンネタを披露。
次はランボー登場、蛇を捕まえたり、吹き矢で風船を割ったり、小出さんと手榴弾を
じゃぐったり、シュールなお時間。
その次は大喜利まで。小出さんが司会で、4人がスケッチブックを使って回答。
最初のお題が、パフォーマンス界の略語を考える。あきらさんが一番に「JFK」、
「ジョークのファンタジスタ小出」と、きれいに司会を持ち上げました。この回答が最
高でしたね。すべったときにクライアントに一言、というネタもありましたがリアルすぎ
るのかいまひとつ。次は、暗闇ブラックライトネタ、ブラックライトで浮き上がって見え
る白い手袋を付けて光るボールを操作します。コンタクトネタが大部分ですが、手に
持ったままの単なる動きもボールと手袋の関連性がおもしろくかなりなみものでした。
トスも少しだけ。最終的には手が8本でボールが4つ、幻想的なシーンになっていま
した。
トリのネタはは関ジャグ5のコンサート!最初はクラブカスケードではいってきて、各
クラブ1本でコーラス。プロデューサー役の小出さんが決まりすぎ。キャラをたてるた
めに!?変装?ネタまであり。
盛りたくさんの内容でしたが、シンクロニシティのコンビ芸がみられなかったのが
かなり残念でしたね。
題名:東春曲藝団(Dong Choon Circus)
日時:2009年11月23日14:00-15:40
劇場:清涼里駅前テント(ソウル)
料金:10000KRW
座席:テント中央
番組:
棒登り
軟体
頂椀
綱渡り
輪くぐり
梯子積み上げ
足芸
壷投げ
フープ
Hand to Hand
頂椀(一輪車上)
ティッシュー
皿回し
一輪車
Hand to Hand
ローラー
ティッシュー
組体操
球体内オートバイスタント
ticketparkでサーカスの存在を知り、見にきてみました。平日なのに昼公演がある
ところがグッド。でも本当に公演があるかどうか心配(^^;) でJCBプラザで確かめ
てもらいましたよ。清涼里駅で降りたのは初めて、ここは鉄道と地下鉄の乗り換え
駅になっています。色々な市場が集まっているのですね。魚、豚肉、野菜、箪笥、
様々なお店がありました。でもちょっとした昼食を食べられるお店を見つけられな
かったのは悲しい。
この市場が集まっているちょっと裏手の空き地にサーカステントがありました。
開演1時間半前に到着したのですが、窓口に人影が見えず。市場をぶらぶらした
後30分前に再度きてチケット代を払って会場にはいると、、、、人がいません。これ
から本当に公演があるの?客席に座って待っていましたが、10分経っても他に誰
も来る気配がありません。テントはいわゆるサーカス仕様ではありません。四角く、
一角に四角い舞台がしつたえてあり、通常の劇場と同じ形といえるでしょう。平
土間にマットを敷いてその上に椅子を並べてあります。後ろに行くにつれて
ちょっとずつ床を高くしてありました。客席は横が約30、前後が10強といったと
ころでしょうか。単に椅子を並べてあるだけなので、いくらでも融通がききます。
たぶん詰めれば500程度はなんとか。テントの天井は1辺6本程度の鉄骨支柱、
それに舞台四隅から延びる4本の支柱で支えられています。暖房は中央に2台
の電気ストーブ、本当に寒い時期でこれで大丈夫?
開演5分前になってようやく6人に観客が増えました。開演後も客が増え続け、
最終的には14人。ひとりだったらどうしようかと思いましたよ(汗)客席はまだまだ
ですが、定時に開始!オープニングアクトは丸太登り、皆ジャージにジーンズ
姿で練習か?と思うばかりの地味な風景。ここでのキャストは6人、客席と同数!
次は女性による軟体、というか組体操。このあたりでPAで拍手が流れているの
に気がつきました。BGMに拍手を紛れ込ましているとは空席状況を予測してい
る?次はローラーの上での頂椀、ローラーの上に人が乗り、その肩の上に台を
おいてローラーをおいてその上に人が乗り、板で椀を跳ね上げます。頭にいく
つか椀を載せた状態ではじめて、椀、コップ、スプーンとさくさくと終わりました。
次は、綱渡り、逆立ち、一輪車、ロープ上での梯子乗、綱上で頭で逆立ち。
椅子の積み上げ芸は6個まで。
足芸は壷、スタッフ(側面が蹴りやすくしてある)、そして子供を蹴りあげました。
子供は背中や尻を蹴って水平方向と垂直方向への回転。
壷投げは小さい壷でコンタクトとスピニング。大きな壷で頭芸、ネックキャッチ。
ネックキャッチ同士だとかなりの距離でパッシングができるのですね。
フープは群舞みたいな感じでとにかくたくさん回す。。
二度目の頂椀は一輪車に乗った人の肩にのっての演技。
皿回しも群舞、フィニッシュで一人の上に肩車二人、前にひとり、左右にひとりず
つ、のっかる、つまり一人が自分以外5人を支えるという力技を見せてくれました。
二度目の一輪車は、頭の上に梯子、その上で梯子乗り。
フィナーレは舞台右にしつらえた金属球ゲージ内でのオートバイスタント。小さめ
の球で4台まででした。
全体としてこじんまりとした中国雑技でした。キャストも全員中国人だそうです。
場末の韓国サーカスを見ようと思ってきたのに、中国雑技を見ることになってちょっ
と肩すかしされた気分。まあ入場料が60人民元だと思えばそんなものかと。