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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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南市劇院

題名:中国雑技
日時:2007年12月29日19:30-21:00
劇場:南市劇院(Nanshi Theatre, 上海)
料金:ツアーに含まれているため不明
座席:8列目5番(センターより)
番組:
   オープニング
   軟体
   麦藁帽ジャグリング
   ディアボロ
   ラート
   The Silk Rope Hanging
   リング多数によるパターン
マジック
   Jumping through the rings
   椅子のバランス
   千手観音
   球体内のバイク乗り

パッケージツアーの中に雑技鑑賞が含まれていたため、くるまで
どの劇場で見るのかわかりませんでした。ここは今年新しく出来た
劇場だそうで、映画館をかねていました。昔は映画館だった?
窓口では一般人にチケットを売る気配はなく、客全員が団体様の
模様、そもそも入り口でチケットチェックもありませんでした。
なんだか場末の劇場の雰囲気が濃く漂う場所です。
オープニングには、オールキャスト出演でのさまざまな演目同時進行。
この中に中国獅子舞、頂椀、バウンズジャグリング、ハンカチダンス、
樽のバランスなども含まれていたのですが、本編の方にはどれも登場
せず。日替わりなんでしょうかねえ。キャストは最後のバイク乗りを
除いてみな若く、日本なら中学生以下ばかりといった感じ。
軟体は良く似た小さいな女の子二人による演技、これはかわいい。
時々力技もはいり、見ごたえたっぷり、拍手もたくさん。麦藁帽は
男性によるもの。パターンはシンプルで、後は体の上に乗ってやるか
どうかといったところ。シンプルなだけにきれいなおねえさんたちで
みたいところ。ディアボロは1個から2個、速いパッシング、最高4個
パッシングがみどころ。二個をまわしている人の後ろから背中を駆け
あがり、1個ずつまわすパターンに変化もおもしろい。
Silk Rope Hanging はいまひとつ客に受けていませんでした。人が
ぐるぐる宙を舞うのを見て拍手、これって吊りでも同じ拍手がくる?
リング多数によるパターンは人がはまれる位の輪をいくつも体にひっか
けてさまざまなパターンを作るというもの。これは芸としてはじめて
見た種類のものです。見立てが少し入っているかんじ。一直線に並べて
みたり、蝶の形にしたり、騎馬にしたり、、ただ本数を増やしても
新しいパターンになるのではなく蝶の羽がちょっと伸びるだけ、という
のはもう少し考える余地がありそう。体にはめているときにあいて
しまう間をどうするか?というのも課題。でも新しい試み(だと思う)
なので色々工夫してみてほしいと思いましたよ。
マジックは鳩が出てくるもの主体。雑技は本来の意味ならなんでもあり!
なんだろうけれど、雑技の劇場でマジックを見たのはこれが初めて。
千手観音もここでやりますかーというネタですね。真正面よりちょっと
ずれていたので、キャストが微妙にずれて見えたのは残念>千手観音
最後は球体の檻の中でのバイク曲乗り。むかしむかしに日本のサーカス
でも同様なものを見たことがありましたが、こちらはなんと最大5台!
よくもまあうまく同期がとれるものです。これがなんといっても一番
迫力あり。皆若くしてがんばっているだけに来年見ればもっと力強く
なっていることでしょう。

南市劇院
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題名:パフォーマンスステージ ジャグリングとその応用
日時:2007年12月23日18:00-19:05
劇場:電気通信大学講堂
料金:投げ銭
出演:瀬田カズヒロ、生田目洋子、池田信、福嶋慧史、斎藤淳、西野順二
番組:
   オープニング
   番組紹介
   プレゼン
   ポイ
   ボールの気持ち
   かなしいとき
   ルナライター
   デビルブラボー
   トライトライトライ
   フープ
   カーテンコール パイプで演奏

電通大パサージュメンバー有志が行った自主公演です。観客は招待客のみ、
今回のステージを楽しんでもらえそうな方々を選んで招待するという形だった
そうです。
普通のジャグリングを期待して見に行くとがっかりするかも?ということで、
どんなとんがったものをやってくれるのかワクワクしながら行きました。

オープニングは緞帳の上に一見ランダムな文字が投射されました。そして
キャストが白い紙を持って出てきて、その上の文字を拾う(紙に文字を写す)
とタイトルが浮かびあがります。パズル的でなかなかおもしろい。ただ長い
タイトルをずっと拾い続けたのでちょっと間延びした感じでしたね。
番組紹介は、薄暗く、行灯(みたいなもの)がついているステージで各人が
獲物をもって登場し、行灯の明かりの色を変えていくというもの。目を引いた
のは獲物を持たずに二人でファイティングポーズ!?、なにやら布がかけられた
変な形のものの二つ。なにするんだろーと期待は高まるばかり。
そして一つ目は「プレゼン」なんとプレゼン資料を使っての「ジャグリング
のルーツを探る」講演。こういうネタは通常のジャグリングステージでは決して
見られないので大歓迎。私は某所の新年会で実演入りで日本の放下芸の由来を語って
みようかなと思っておりまして、ネタがかぶるのか?と一瞬思いましたよ。
ですが、こちらは法螺歴史、法螺な分こっちの方が面白いなあ。化石から再現された
タンバウリン(タンバリン+バウンズ)の実演は見事、プレゼンがもうちょい
学会発表口調に徹し切れていたらもっと面白かったでしょう。これでも縮めた
バージョンなのだそうで、フルバージョン見てみたかった。
次は「ポイ」、とてもきれいな動きに、とても珍しいパターン、なんとドロップの
リスクを負っている!ポイをなげて手に絡ませるとか見たことないパターン
てんこもり。それをほとんどミスなくするのですからすごい。私はポイに疎い
のでどこらへんが通常と違うのかよくわからないのですが、それでも斬新さは
伝わってきましたよ。
「ボールの気持ち」は床で行った人間カスケードビデオの上映。完全なネタですが、
まずまずおもしろい。このビデオ上映の間に次の準備をしていたのだそうな。
裏方含めたすべてを出演者6人でまかなってしまったのだそうです。
「かなしいとき」はジャグラーの内輪受けネタ満載で、いかにもあるある!という
ものばかり、背景に状況ビデオ付。当人たちは語るだけでした。この手のネタはJJF
でも受けると思うぞ。
「ルナライター」は自主制作の新製品発表会(^^)/ 明かりのつき方がプログラム
されたスタッフで単純な技しかしないのに複雑怪奇な動きに見えました。安価に
簡単に使えるものならば私も使ってみたい。問題は価格と強度ですよねえ。
「デビルブラボー」はペアデビル技、最後のハンドスティックパッシングにはびっくり。
いやーすごいです。
「トライトライトライ」はジャグリング三題噺、細長い籠(傘立て?)、洋傘、眼鏡
の三つのアイテムを使ったルーチンを組むというもの。曲も指定されており、期間は
二ヶ月。ドキュメンタリータッチの初期の映像が流れ、本番はひとりずつ生で上演し、
最後に3人一緒に舞台の上で上演。ルーティン自体はまあ頑張りましたね、という
風情なのですがこの試みは「自分ならどうする?」ということを考えさせるという点
で観客であるジャグラーにはとてもヒットしたと思います。打ち上げの際に皆が舞台
に出てアイテムを触っていろんなパターンを試していました。私なら十分な時間さえ
あれば寝転がってこれらのアイテムで足芸に挑戦でしょうねえ。(唯一の問題は
二ヶ月では到底足芸をマスターできないことにありますが。。)
「フープ」は投げるのではなく転がす技、結構好きなパターンです。
最後は叩くと音がでるパイプを皆で持って、ジャグリながらクリスマスソングの演奏。
なかなか楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

この番組の中での私にとってのベストは「プレゼン」次が「かなしいとき」。
実はへんな舞台だと聞いた時に私が妄想していたものは、ジャグリングについて語る、
ジャグリングの実況中継(実技なし)、人間ジャグリング、裸の王様テイストの
エアジャグリング、とんでもなく変な道具で客にも何がおきているのかわからない動き、
客をおいてけぼりにするマニアックな技etc. でした。妄想に近いネタがポイント高かっ
たという感じですね。
舞台全体はオムニバス形式で通常のジャグリング公演の枠組を踏襲していると思われ
ます。場面の切り替わりをうまくつなげていくとか、物語がはいるとか、テーマがは
いるとかするとまた違った見え方が出てくると思います。
正直いって私が妄想していたよりもずっとまともでよくできた舞台だったと思いますよ。
これからもぜひどしどし変なことに挑戦してみてください。

江戸太神楽の若者たち
題名:江戸太神楽の若者達
日時:2007年11月15日19:00-20:30
劇場:文京シビックセンター・小ホール
料金:前売り2000円
座席:5列目中央右より
団体:丸一仙翁社中
問合せ:office@edo-daikagura.com 

毎年恒例の江戸太神楽の若者達。今回で14回目?オープニングは大勢による傘回しから。
客席から投げ入れてもらって、色々まわす。やはり大人数だと派手だ。
写真は3人によるパッシング。(太神楽的にはどういうんだろう?)



江戸太神楽の若者たち

次はお待ちかねの仙星さんによる「鍬っぺら」、鍬の先にいろいろおいて振り回すというもの。
この技の存在は書籍等から知っていたが、見るのは初めて。
最初はペットボトルをおいて振り回した。次に水をいれた茶碗をおいて振り回して
水がこぼれないのを確認。客席に下りて茶碗の下に糊がついてないことを客に確認
してもらっていた。次は茶碗を横にふたつ並べて振り回し。最後に茶碗をひっくり返して
鍬に載せ、その上に鞠を置いて、そのまた上に茶碗をおいて水を注ぎ振り回した。
遠心力で形が維持されているとは言うものの、三段重ねはとても迫力あり。

江戸太神楽の若者たち

お次は斎藤さんによるジャグリング。ボール、クラブ、ディアボロなどによる演技。

江戸太神楽の若者たち

親方を後見にしての花仙さんの五階茶碗もどきどき。
鞠二つをはさむ団子屋の看板も見事決まっていた。

江戸太神楽の若者たち

次は朱仙さんによる曲独楽、新しい技が増えていたのが頼もしい。写真は紐でまわす独楽を
回して手元に戻さんとするところ。この独楽を煙管に載せてそれから扇子へと移す。。

江戸太神楽の若者たち

名取をとった菊仙さんの舞、ぴしっと決まってやーかっこいい!

江戸太神楽の若者たち

仙若さんによる一つ鞠、写真はお染久松通いの鞠。この技かっこいいんですよねー。

江戸太神楽の若者たち

仙丸さんの咥え撥土瓶の曲は新しい技がはいっていた。土瓶を撥の上に載せた状態から土瓶を
落として撥で取っ手を引っ掛ける。どきどきの技だった。写真は土瓶を空中で2回転させたところ。

江戸太神楽の若者たち

曲芸最後は親方による花籠鞠の曲、これおめでたくていいですよねー。

江戸太神楽の若者たち

最後は獅子舞、お祓いでしめました。

江戸太神楽の若者たち

江戸太神楽の若者たち
ヴィクトルキーと私

今年初めて大道芸ワールドカップを鑑賞した。
金曜に振替休暇を使用、残念ながら土曜の晩に別件がはいっていたので
土曜の昼間で静岡にさよなら。

ヴィクトル キー&オレッグ イゾシモフ(アメリカ・ロシア/ボールジャグリング&ハンドバランス)

 キー様!!
 もうスケジュールの変更とかキャンセルとかに振り回されまくり。
 ハンドバランスはきれいでかつ凄いんだけど、なんだか地味。
 生まれて初めて直接見たヴィクトルキーは不思議な生物でした。
 想像していたよりだいぶ愛想がよかった。


ヴィクトルキー


 オレッグイソシモフ

ヴィクトルキー


 エンダックス マラックス (ガーナ/アフリカンサーカス)

 軟体と関節はずし系のアクロバット。それに火食い。
 今回の2位。なかなかの迫力だったんだけど、ケニアに
 もっと凄いグループがいるという話も聞いた。
 
エンダックスマラックス

エンダックスマラックス

 ストリート ビート(スイス・イタリア/ヒューマンボックス&マイムジャグリング) 

 おとぴたジャグリングの最終形のひとつでしょうな。お互いに
 あわせちゃうんだから。ヒューマンボックスとジャグのこらぼはかなり
 楽しかった。ただヒューマンボックスのソロがながくってちょっとね。
ストリートビート
 
 

 ダイアナ&ユーリ(ロシア・ウクライナ/ユニサイクル)

 持ち上げ、振り回し、軟体の一輪車はかなりの迫力。
 一輪車のあとのレンガ芸がなければもっとよかったのに。
 パフォーマンスが短くてもいいじゃないですか。

 DIANA & YURY
 
 トニー フレバーグ(フランス/ディアボロ)  

 ディアボロやるためとは思えない良い体してる。
 がっちりしたパフォーマンス。扇子に「極太」

 トニーフレバーグ

 ニーニョ コストリニ(アルゼンチン/コメディクラウン)

 今年のチャンピオン。大道で見たときは客いじりのところで
 どうも低テンションだったのだが、プレミアムステージで
 見るとすごい技量。ファイヤートーチもバウンズも美しい。
 あいだの客いじりは私はちょっと。でもちゃんと客が最初は
 失敗するようにうまくやってるのね。
 


ニーニョコストリニ

ニーニョコストリニ

ニーニョコストリニ

 ロカシュコフ トゥループ(ロシア・ベアルーシ/ホリゾンタルバー)
 
 ほんのちょっとしか見れなかった(というより通りすがりにちら見
 した)のだけれど普段着で鉄棒体操やっているのはなかなか。
 もうちょっとちゃんと見ればよかったと後悔が残る。
 今回の3位。


 エミリアーノ(イタリア/ジャグリング)

 なんだか不思議な感じの間。 プレミアムサーカス内で演じていた
 芸を抜き出して行って、その前後に大道芸風の味付けをしたという
 雰囲気。でも大道芸風のところが寒いのね。芸はボールと聖書の
 トスとかコンタクト。普段はクラブスイング系の芸を行って
 いるのだとか。

エミリアーノ
 

 トリオ チャーサール (ハンガリー・アメリカ/スプリングボード)

 初めてパフォーマンスでトリックロープを見た!
 バタフライ(ポップアップ、背中の後ろ)、フラットループで
 ステップインアウト、フラットループから飛び込んでウェディング
 リング、そこからまた上にポップアップ。そこから輪を外に持って
 いったり、再度ウェディングリングとか。長めのロープで
 ウェディングリングをして体を横にしてまわしている手と逆の手を
 地面につく、2ハンドメリーゴーランド、テキサススキップ
 しながら移動。
 最後は凄く長いロープでウェディングリングの輪を広げていって
 3人で輪の中にはいってポーズ。
 ロープは4種類、長めのロープと書いてあるところは手元で
 ねじれをとる必要がない形のロープを使用していた。
 やっぱり巨大ウェディングリングって絵になりますよね。
 あれは腕力さえあればなんとかなるから挑戦してみてもいいかも。
 クラブやスプリングボードを使ったアクロバットもあり。
 すごい筋肉で投げて飛んで受けていた。

 Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

Trio Csaszar

 

 
 
 が~まるちょば (日本/パントマイム)

 たいしたことやってないように見えるのですが、間と即興が
 すごい。奇声のみで会話はもちろんないのに噺がよくみえる。
 こりゃ世界に通用するわけだわ。

 
がーまるちょば

がーまるちょば

 桔梗ブラザーズ(日本/ジャグリング)

 静岡駅の前のポイント。
 スピニングボール、ディアボロ、ボール、クラブ。
 桔梗さんたちがクラブ以外のをしてるのを始めてみたよ。
 最後は11本パッシング。やはりクラブは迫力満点。

 桔梗ブラザース

桔梗ブラザース

桔梗ブラザース

 ブロンクス チェア(日本/フレアバーテンディング)
    
 静岡のバーテンダー。ちょっとあがっていたようでしたね。
 大道で見せるのは難しいのかも。この方々のホームグラウンド
 で見てみたいなあ。
  
 フレアバーテニング

 ノア(アメリカ/ポールアクロバット)

 ポールの上にあるトイレを使うというシチュエーションを
 加味したポールアクロバット。高いところでのトイレ
 ご苦労様。

ノア

ノア

 Tenshow(日本/パントマイム)

 スーパーマリオの扮装でのマイムはぴったりあってる感じ。
 いろいろな扮装でのマイムとダンス、そして少々のマジック。
 変顔してる風景は電王の全部入りかと思った。

 Tenshow


 Shiva(日本/ウォーキング)
 
 街角で出会う。子供たちがついていってましたよ。

 シバ


サーカスクレズマー。
 場内撮影禁止。
 入場料2千円。全席自由。18:00-19:30
 開演1時間前から並んで最前列センターでござに座って観劇。
 内容はユダヤ人の結婚式に至るまでのどたばた。
 物語の中に比較的自然に持ちネタを披露する形でなかなかよかった。
 エミリアーノも大道よりこっちのほうがずっと良い。
 ところでユダヤ人の結婚式とくればボトルダンスという期待が
 あるわけだが、なぜないのーー。ボトルのジャグリングとダンスを
 かなり期待しておりました。

 
プレミアムサーカス
アクロバティック白鳥の湖
題名:アクロバティック白鳥の湖
日時:2007年8月18日13:00-15:25(途中休憩あり)
劇場:オーチャードホール
料金:S席10500円
座席:1階11列21番(11列目ほぼセンター)
劇団:広東雑技団

1階席満員、
なかなかよかった。よかったのはやはり白鳥。
頭上のアラベスクを見るのは初めてではないのですが、
物語の中でみるとまた格別。
商業的に成功しているせいなのかもしれませんが、
通常の雑技団より衣装がきれいで派手。
ダンスを練習したおかげか、北京で見る雑技と比べて
つなぎの動きがだいぶまし。想像していたより、曲芸と
ダンスと物語のバランスがだいぶよい感じ。もうちょい
ダンスがよければもっとよくなるだろう。白鳥と黒鳥
はダンスも普通によかった。
4人の女装バレリーナがでてきてちょっとずつコミカルな
演技をするのだけれどどうもいまひとつおもしろくない。
そのまま4羽の白鳥やってほしかったかも。
曲芸としては、おぼえている限りでは次の通り。

・玉の上で鞍馬
  玉乗りの上で鞍馬のような動き、体操選手ならできる?
・玉の上でボールのスピニングとジャグリング
  玉に乗った状態で、1個、2個のスピニングボール。
  そのボールを使っての3、4個のトスジャグリング。
  カスケード、リバース、1up2up, リバースファウンテン
  スピニングボールはやはり地味だ。
・ポールアクト
  肩に乗せたポール上での演技、ポール間の飛び移りは
  客席から歓声が。命綱のテンションが高くて、吊りで飛んでいる
  ように見えたのは残念。
・ゆれるマスト上でのバランス
  船のセット上にマストがあり、左右にぐらぐらゆれるマスト上での
  バランス芸。めちゃくちゃ難しいと思うんだけど、見た目は地味。
・メテオ
  さほど長くないメテオ。
  3本で、カスケード、アンダージアーム、ビハインドザバック。
  横を向いて3本からキックアップして4、5と増やしていった。
  かなりきれいに投げていたのでもうちょい技を見てみたかった。
  バックでは女性ダンサーが2本のふりまわし。何やっていたか見てない。
・ラート
  大中小さまざまなサイズのラートによる曲乗り。小さいラートの方
  がかえって派手に見えるから不思議。速度が速くなるせいか?
  大ラートで4人乗るのは見事。
・ランプ軟体
  ちょっとだけ登場
・集団麦藁帽ジャグリング
  両手・頭で回すパターン、3カスケードと、ラインダンス状の
  左右受け渡し。比較的平易な技術なんだけれど美人がそろって
  マスゲームのようにやると派手ですねえ。絵になります。
  肩の上にたっての上空でのパッシングもあり。
・個人帽子ジャグリング
  一人はシルクハット、一人は麦藁帽。やっていることはスピン、カスケード
  両手・頭、アンダージアーム、アンダーザレッグ、ビハインドザバッグ、
  サイドスチール、二人カスケード。
  シルクハットでは右から左へ首の後ろロール。麦藁帽では
  3-5個のブーメラン状シャワー。5個はさすがにきついらしく
  ほとんどフラッシュで終了、4個ではぐるぐる走り回りながら投げ続けた。
・竹馬
  集団麦藁帽ジャグリングと同時に登場、でんぐりかえりなどをした。
・綱渡り
  バレリーナスタイルでの綱渡り、ポワントで渡ってた?
  けものすたいるでのはいずりまわり、前転やトンボもきっていた。
・逆立ちダンス
  4羽の白鳥のシーン。蛙の姿でずっと逆立ちしてのダンス。
  ちからはいってます。見てるほうも頭に血が昇りそう。
・回転吊り輪
  ちょっとぐるぐる回っただけ。
・紐による飛翔
  ちょっとぴゅーんと飛んだだけ
・咥え撥+上下3人+梯子+階段のぼり
  これはすごい。男、女、女と縦に肩の上に立って、
  一番上の女が咥え撥を咥えて、その先にぼんぼりがついた棒を立てた。
  一番下の男は支えがない梯子に登って、梯子を立て、そして
  その状態で梯子をジャンプさせて階段を登る!
  中国曲芸のクドサ爆発!この技はなんて名前なんでしょう?
・トランポリン
  いろいろとんでました。きれいなんだけど凄さわからないなあ。
・足千手観音?
  もち手がある大道具を使って、たくさんの女性が客席から見て
  一直線に並んで逆立ちをします。そして音楽にあわせて足で
  演技!当然ながら曲ピタですごく不思議な雰囲気を醸し出していました
・一輪車
  スペインの踊りのシーン。男が一輪車で女と一緒にダンス。
  一輪車に乗ったまま女をリフト!
  途中で女も男とおなじ一輪車に乗ってしまう。
・ハンドトゥハンド
  力技!
・バウンズジャグリング
  両サイドが斜めになっている床を使ってそこにはまり込む感じでの
  バウンズ、サイドにあてると水平に飛び出して逆サイドにあたって
  上にはねる。サイドを使うとかなり妙な動きができる。
  最後は中央で6個のバウンズ。
・ポワントでジャグリング
  バレリーナ姿でポワントでカスケード、いやー不思議なものを見せて
  もらいました。横に並んでパッシングもあり。ボールを増やして
  ファウンテンも。
・組軟体
  下があいた台の上での軟体。体を曲げて台の下から顔をだした
  時には客席からどよめきがあり。蛇を模していてうねうねした
  感じを良く出していたと思う。でも組んでいる必然性がない感じ。
  ひとりひとりが別々に軟体してましたね。
・空中ブランコ
  ブランコひとつ、キャッチャーにもうひとりがぶら下がって
  さりげなく難しい芸をこなしていったという感じ。舞台の奥の方で
  やっていて、前方ではまたちがうダンスをしていたようだが、ダンス
  の方には全然視線がいかなかった。
・東方の白鳥
  究極奥義肩の上アラベスク、肩上半回転、頭上アラベスク、
  そして肩の上220度(くらい?)開脚で見得。
  ハンドトゥーハンドも見事。床に寝た状態から一気に頭上まで
  さしあげてしまう。逆立ち、ハンドトゥハンド、縦回転など
  バレエでは存在しないと思われる各種技がすべてきれいに
  行われた。いやー見事のひとことです。

ところで、パンフレットには「スケートスワン」というのがあったのだけど
シーンにおもいあたるものがない。ひょっとして眠くなるようなスワンの
群舞がそれだったのかな?あのシーンカットすればもっとメリハリ
つくとおもっちゃった。スカートの下にスケートが隠れているという落ちかな?
ところでところで物語は王子が世界中を移動して紫禁城までくるという
認識でよいのかな?ストーリーまで目が行かなかったというか。。。

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