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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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木馬亭題名:第8回伝統大道芸名人会
日時:2006年10月20日17:00-19:50(途中休憩あり)
劇場:木馬亭
料金:前売り2000円(招待券で見ました)
座席:2列目右方
番組:(江戸手妻から見ました)
   辻講釈 神田翠月
   門付け万歳 福岡詩介、空小町
   大江戸玉すだれ 佃川燕也
   居合い抜き 柳亭風枝
   江戸手妻  松旭斎八重子+1
   江戸曲独楽 三増紋也
   紙芝居 梅田佳声
   大正演歌 福岡詩二、福岡詩乃里
   太神楽 丸一仙翁社中

昼の部は芸術界参加だそうです。
木馬亭にきたのは二度目。
約4割程度の入り。生演奏は仙翁社中。ふと左を見たら
仙翁親方が太鼓を叩かれていました。
手妻はスカーフ、ロープのマジック、空の箱から
スカーフが沸いてくるのもあり。
曲独楽の三増紋也さんがすごい、81歳でまだかくしゃく
として芸をされています。末広、真剣刃渡り、風車、
そして行灯の紐から独楽でエレベータをして行灯が割れて
細工がぱーーっと。なんか有難いものを見た気分。
紙芝居はすごくシュールな筋書きを替え歌てんこもりで
解説。これまた美声、これを街頭でやってたら足を
止めますね。
大正演歌は時代がかった衣装にバイオリン。当時の歌を
がんがん歌っています。
最後は仙翁社中の太神楽、傘回し、五階茶碗、土瓶、
花篭鞠。この上演の冒頭で獅子舞を行っていたそうです。
五階茶碗は菊仙さん、団子の芸でバランスをとれる時間が
だいぶ伸びてきたように思えます。あれはすごいですねー
仙丸さんの土瓶はいつ見ても迫力満点。親方の花篭鞠は
よくぞまあ軽々としてるものです。
フィナーレは全員でのカーテンコール、玉すだれと太神楽
以外は皆すごいお歳なのねえ。まさしく無形文化財といった
風情の方々ばかりでした。

伝統大道芸名人会

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ビデオ作品。仙翁社中の方から貸していただいた。
フィギュアが人間になってしまうというヲの夢を描いたもの。
ヲな青年が秋葉原を放浪していると、裏通りで太神楽に
出会うというシーンあり。スーツ姿で撥を投げていたり、
傘を回していたり、土瓶を立てていたり。。すごくシュールな
シーンとなっております。出演はもちろん仙翁社中。
いやーこんなところで太神楽をみようとは!
監督のたっての願いで出演になったとか。
不思議空間つくるのに太神楽を使うってのもありなのねえ。

http://www.vap.co.jp/moe/03.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FTXPEY
http://www.vap-shop.jp/shop/ProductDetail.do?pid=VPBT-12515
Jubilee!

題名:Jubilee!
日時:2006年8月3日22:30-24:05
劇場:Bally's Las Vegas
料金:82USD
座席:B18 (通常の観客席2列目センター)
番組:
Act1 Showtime!
Putting It into the RIght Vernacular
Act2 The Unbreakable Antics of The Long Twins
Act3 Samson and Delilah
Tonight, a Lesson from Acncient History
Act4 An Aerial Expression of Strength and Grace
>Stoyan & Alexei
Act5 Titanic
Away We Go on the Mighty "Unsinkable" Ocean Liner
Act6 Two-Time World Champion Jugglers Doubble Troubble
Act7 The Finale
A Tribute to Fred Astaire and Ginger Rogers

2日前にホテルのBOXOFFICEで購入。
ラスベガス最後の夜です。宿泊しているホテルにある劇場なので、パッキング
やレポート書きなど帰国の準備をして一風呂浴びて、開演直前に劇場へごー!
この劇場は前方がテーブル席になっており、床が舞台より相当低く
なっています。長細いテーブルが舞台と直角に配置されており、
観客は座って横を見る形となります。椅子を舞台の方に向けるだけの
空間的余裕がありません。椅子に座ると舞台の床が首の高さになります。
ぜひともかぶりつきで見たい方は別ですが、そうでない方はちょっと
後ろの通常の劇場席の方がずっと見やすいでしょう。
テーブル席の最後列には舞台に正対しているソファ席がありました。
まあそこならいいのかもしれません。
客席は左右の端と後方通路のすぐ後ろ1-2列を除いて満席。
テーブル席は6割程度の入り。さまざまな人たちが客席におり、ほとん
どホテルロビーの人ごみがそのままうつってきてしまったような雰囲気
です。ラスベガスにきたので何かショウを見たいということでくるひと
が多いのでしょうか?
私の左右に人がこなくてらくちん、と思っていたら開演直前に
となりにおばさんがきました。このおばさんの香水の臭いが強烈!ほとん
ど毒ガスの域に達してます。狭い客席にはいるのに常識というものを
もっていないのでしょうか。ぷんぷん。劇場内に少しだけ対流があり、
少し楽になったりいっそう苦しくなったりを繰り返していました。

オープニングはまず天井から3人降りてきました。天井に丸い穴が開いて
それがそのまま下がってくる感じです。私の頭上には女性、裸のおっぱい
を真下から見るなかなか得がたい経験です。そして左右の上方にも舞台が
登場。前方舞台も左右の袖までキャストが登場し、舞台に半円形に
囲まれる形になりました。とにかく大人数が同時に舞台にでる、
キャストが多ければ多いほど嬉しい私にはとてもすばらしい舞台です。
男性はYシャツ姿、女性はきれいなおっぱい丸出しで背中に羽など色々
しょって頭に大きな被り物。これほどたくさんの女性のおっぱいを見た
経験は今までにありません。おもわずかぞえちゃった、24人。彼女たち
が舞台の両端にはけたあとに、舞台の後方の床がめくれあがるとそこは鏡、
せり上がりの床を上から見せる形になりました。もちろんせりあがって
くるのもおっぱい丸出しの美女たち。これが15人。これでもかこれでも
かというおっぱい攻撃?です。なんだかもうおなかいっぱい(^^;)
しかしいかにも巨乳というひとはいません。
ブラジャーつけているキャストとそうでないキャストがいるというのは
どういう色分けなんでしょうね。どうも歌手、主役ダンサー、ダンサー、
おっぱい担当、というふうにわかれているのかもしれません。

次は中国系のふたりによるHand to Hand。筒の中にお尻を突っ込んで
動くシーンがなかなかコミカルで面白い。もちろんおっぱいは出て
きません。

サムソンとデリラは、色気でだまして髪の毛切って、最後には建物を
壊すというところをやってました。最後の建物ががらがら崩れ落ちる
のはけっこう大掛かり。セットも大幅に入れ替え、おっぱいもたくさん。

その次はまた気分転換、男性ふたりによる上からたれた紐を使った空中
でぐるぐるまわり。テーブル席の上空まで飛び出していました。

次はタイタニック、乗船から船内パーティ、そして船が沈むまで。
左右の舞台も使っていくつもの場面を描いていました。沈没シーンの
機関室では本水と花火を使って迫力を盛り上げています。そして巨大
な船の模型が沈んでいく。。。おっぱいはなかったのでミュージカル
を見る目で見てしまってました。凄いという評をいくつも読んでいた
のでちょっと肩透かしの気分。えーとブロードウェイミュージカルの
Titanicと比較しちゃいかんのですよね、きっと。

最後の色物にはふたりのジャグラー登場。リング5個のカスケードから、
それを全部相手に投げる形でのパッシングで始まり。パッシングの
最高は全部10枚?目がついていってません。ひとりが3枚を同時に
投げてもうひとりがそれを右手、首、左手で1枚ずつキャッチする
というのを連続で行うのはとてもきれい。ボールはバウンズで、
フォースの5個をきれいに見せてました。足の下で観客拍手。
クラブは3本カスケードから1本テイクアウト、このタイミングが
まことに見事でまったくぶれを感じさせません。ランアラウンドも
まるでひとりでカスケードをしているみたいな美しさ。惚れ惚れ
しちゃいます。6本によるパッシングは変幻自在の投げ方をして
きました。左手で足の下、右手でアルバートでパスというのには
びっくり。最後はクラブを3本少し離して立てておいて、パッシング
しながらそのクラブを拾って本数を増やしていくというもの。
最後の1本が倒れてしまって、パッシングしながらなかなかとれず
相方に蹴って対応をおしつけちゃった。最後には拾えてましたが。
フィニッシュはパッシングから、ひとりが全てのクラブを両手で
抱え込み、最後の1本を股間に挟み込んでキャッチ!というところで
失敗しました(^^;)。最後の一投だけリプレイしておしまい。


最後のシーンはアステアとロジャースにささげるというもの。
シルクハット、ステッキに燕尾服でトップハットの曲が流れれば、
もう言うことなし。キャストは男女混合、なにやら宝塚を彷彿と
させましたね。ステッキワークがほとんどなかったのは残念。
イースターパレードからも曲がありました。
そして最後に出ました大階段!左右の舞台、そして客席後方
頭上にも通路ができてキャストが並びました。60人以上は舞台
に出ていたでしょうか。きらびやかな衣装に、これでもかという
くらいのおっぱいに再び悩殺されてしまいましたよ。

ほんとにこれぞラスベガスのレビュー!!という雰囲気のショー
ですね。今年が25周年というロングランは伊達じゃないです。

Jubilee!


題名:堀の外のジャグリング
日時:2006年6月24日19:10-21:00
劇場:門仲天井ホール(門前仲町赤札堂向かい)
料金:前売り2500円
座席:2列目中央
企画・構成:ハードパンチャーしんのすけ
製作:にじゅうまる企画(http://nidyumaru.com)
番組:
    (じぇ~むす今川    開演のお知らせ(パントマイム))
    chie メトロノーム・ダンス(デビルスティック)
    マジカルTOM TOMスタイル(ディアボロ)
    鶴岡アキラ      Courtship Behavior(コンタクト)
ひぃろ        かぶる!カブル!カブ~る(ハット)
    じぇ~むす今川    水中ジャグラー王選手権(パントマイム)
    江草啓太       カライジュラル(トルコ民謡)(ピアノ)
    目黒陽介       2月(ディアボロ)
    SOBUKI FRAGMENT(クラブ)
矢熊進之助・江草啓太 即興「1・9・3」(デビルスティック・ピアノ)
   

満員、立ち見。たぶん60人くらいでしょう。客席に見知った顔が多いというのは
マーケットが狭いということでしょうか(^^;)もうちょい広い会場でやっても
十分埋まったのではないかと思われます。
公演パンフレットに夜と今回の公演では出演者に次のような条件をつけたそうです。

---ここから引用-----
実は今回の公演には、出演者の周りに巡らされた「堀」があります。
其の壱 使用するジャグリング道具は一種類のみ
其の弐 作品の時間は10分以上
「堀」に囲まれたジャグラーたちは、いかに「堀」を乗り越え、どのような
「堀の外のジャグリング」を作り上げてきたのか。その答えは舞台上に。
---ここまで-----

楽しみですねー。
最初のじぇ~むず今川さんは演目に書いてありませんでした。寄席なら開口一番
といったところでしょうか、山下清ばりのシャツにリュックで絵を描くマイムで
客席をなごませます。
冒頭のchieさんは、チャイナっぽいテイストのコスチュームで三角錐の中に登場。
カチカチ鳴らすメトロノームなのね。デビルの動きとBGMの音が合っている、
そして視線が違った方向を向いているところがすごい、1枚の絵になっている感じ。
三角錐から抜け出した後は、切れの良い技のオンパレード。デビル自身はゆった
りとした動きに見えるのに非常にダイナミック感じられるのは、無駄の少ない
軌道のせいでしょう。最後に失敗して無音でフィニッシュになったのは残念。
失敗したとしても音にあわせて終了するほうを優先したほうが全体としてぴっ
たりきたでしょう。
TOMさんはひとりだけマイクを用いての通常の大道芸スタイル、ただしマニアック
な技炸裂、らしい(^^;) 逆東京タワーとかどれくらい濃いのかよくわかりません。
鶴岡さんはマイムやロボットダンス、机の上での両手でのバランスなどが入った
コンタクトジャグリング。顔の表情も豊かに、1ボールから8ボールまで操って
いました。コンタクトはこの小さい会場にあいますね。
鶴岡さんが使っていた机から突然潜望鏡が出現、先からボールをぴゅっと飛ば
しました。そして机の中からひぃろさん登場。ずっと隠れてたの?水中ジャグ
ラーに行くのかと思ってしまいましたよ(^^;)ひぃろさんは1つから3つの
ハットジャグリング、私の自宅には20個以上帽子があるので、ハットジャグリン
グの公演を見るたびにあこがれてしまいます。
じぇ~むす今川さんは海水パンツでゼッケンつけて登場、水中でシガーボックス
をするのでした。ゆるゆると動くシガー、スローモーションで見える技の数々、
私も十分面白く感じましたけど、シガー使いの人なら爆笑じゃないですかねえ。
シガーに磁石がはいってくっついているの?次はトーチ使い、水中でライターで
トーチに火をつけようとして失敗(笑)
次はピアノのジャグリングではなくピアノ独奏。テンポの良い演奏でジャグリン
グに麻痺しかけていた感覚を正常に戻してくれます。今川さんと江草さんが寄席
でいう色物にあたるのでしょう。番組の順番としてふたつまとめるより、わけて
おいたほうが客としてはリフレッシュしやすいような。
目黒さんは1個から3個のディアボロ、技もきれいなんですが所作もきれいですよ
ねえ。無駄のない動きで大胆な技をばしばしと見せてくれました。
SOBUKIさんは最初1クラブを使ってのぐるぐる、ショートスタッフの技なんで
しょうが、非対称でかつ投げやすいクラブを使っているので、見栄えと投げた時
の軌道が違い、風変わりなテイストになっています。けっこう面白い。3クラブに
はいってマニアックな技連発、最後は5クラブ、最後の最後はクラブホールディン
グ、たしか20本程度は抱えていたでしょう。
トリはしんのすけさんと江草さんのコラボレーション。生演奏にあわせての
デビルの演技、ピアノをBGMとしてではなく、デビルとピアノで同期を取って
いました。同じ打楽器みたいなもの同士なせいかけっこう親和性があるように思
われます。この雰囲気いいです。ただ大技にはいるとどうしても”同期”が
感じられなくなるのが残念。どうしたらいいのか悩ましいところでしょうね。
今回一番印象に残ったのはchieさん、次が最後のピアノ・デビルでした。
2500円でこの内容はなかなかお買い得でした。こういう試みはずっと継続して
ほしい。大道芸は大道芸としての良さが、ステージショーはステージショーなら
ではの良さがあるはず。ただ対象とする観客をどうするかが悩ましいところ。
次回は生演奏にあわせた演技がもっと増えていると嬉しい。またひとりずつでは
なく団体での異種格闘技戦みたいなのも見てみたい気がします。



とりあえず写真だけ。

シルクドソレイユ会場全景

Corteo
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