初老初級ジャグラーの日記です。
ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。
技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:Acrobatic Spectacular 雑技大視
日時:2006年5月23日19:30-20:35
劇場:北京市工人倶楽部
料金:280元
座席:5列目中央
劇団:四川雑技団
番組:(誰か正式な演目の名称教えてください)
空中ブランコ
Hand to Hand
少林寺
人の上に人が逆立ち
大きな輪でくるくる
竹上でのジャンプ
軟体
長い紐でぐるぐる
椅子重ね登り
マスクの早代わり
組体操
題名はチケットに書かれていたものです。
湖広会館のすぐ近くにある雑技の劇場です。座席の価格は180、280、380元。
センターブロックの5列目までが280元の席でした。6列目からVIP席380元が3列。
その後ろが180元の席。センターブロック以外は団体観光客向けになっている模様。
きっと激安なんだろうなあ。この5列目で視線がちょっと舞台の床から上になります。
これより前だと見上げる形。280元の席は最前列1列に中国人団体らしき人たちが
すわり、その他は私ひとり。VIP席は空席、180元の席は白人団体観光客がはいって
いました。全体で4割程度の入りでしょうか。サイドブロックは中国人らしい客。
昨年行った天地劇場では最前列が100元でした。280元というと約3倍、さて3倍だけ
楽しめるでしょうか?? この劇場は日本語ウェブサイトとタイアップして事前予約
1割引を行っています(私はもちろん事前予約なぞできませんでした。)
ここの客は朝陽と違って高い席に入り込もうとしてません。
売店のビールは5元。スーパーで3元で売っていたから良心的?ポップコーンを
一生懸命売ってました。
さてオープニングは空中ブランコ、3つのブランコが客席にスイングするように並べられ
そこで大回転、同じ軌道を二人で時間差で回るというパターンもありました。下では
サンバ風のコスチュームを着たおねえさんたちが踊っています。背景は書割の万里の長城。
上では回るだけ、下ではなんとなく踊るだけのオープニング。。。うーむ。
次は筋肉たくましいお兄さんふたりによる力技のバランス。逆立ちしている肘の上に
逆立ち、肩の上で逆立ち、両手を握り合っての逆立ち、二人が微妙に左右に絡み合って
のバランス等。肩の筋肉の盛り上がりは伊達ではないということを示してくれました。
背景が少林寺と看板がかかっているお寺に代わり、その前では軽やかな演舞。
より逞しい人に代わったかと思うと今まで演じていたキャストが客席に板を持って降りて
きました。どうやら板を触らせているようです。その板を持って舞台に戻ると、それまで
力強く演舞していたキャストがその板を頭に打ち付けてバリーン。どうやら硬い板である
ことを客にアピールしていたようでした。その後は鎖の先に旗がついたポイの演技、
ウィーブの高速回転だけでも十分に速ければ絵になるのねえ。片手に一個だけにして
演舞のような型もあり。寝転んで適宜背中を浮かしてポイを地表で回転、見たことがある
気がするんですが、これは普通ポイではやりませんよね。少林寺のほうかな。
少林寺の最後では板を割ったお兄さんを高く差し上げて4本の槍の上に載せました。
次は大男の頭上に細長いポールを載せてその上に小男が逆立ちをするというもの。
ポールの次は1m程度のリングに置き換え、男が上下動かない状態でそのリングを
水平に回転させてました。そのバランスの下では大きな輪に男がはいってぐるぐる
まわり、2つくらいしか出てこないのでいまいち迫力が。。
竹の上のジャンプは、竹を水平に1本持ち上げておいてその上に立ったで男が飛び上がり、
再度竹上に着地するというもの。竹は舞台の左右に渡され、男は客席に向いて立っています。
前後の回転と左右の回転が見られましたが、いったいどっちが技として難しいのでしょうか?
左右の2回転にはびっくり。軟体は女性4人によるものでした。
紐でぐるぐる、は長い紐を天井からぶら下げてそこに絡まって回転させながら演技をすると
いうもの。ふたりが別々の紐にぶら下がって走り、空中で互いに押し合って高速なスピンを
かけたのはきれいでした。男がぶら下がって、男の足の甲に女が横たわり、その女に女が
ひとりぶら下がるという力技もよく落ちないものだと感心。
次は四角い木の椅子を縦に積み上げていってその上で逆立ちをするという芸。最高は椅子
6個、そしてその上に棒をさして棒の上で片手逆立ち。足がもう天井に隠れてるんですけど(^^;)
マスクの早代わりは生ではじめてみました。京劇の技ですね。首をふるとあっというまに
入れ替わります。素顔になるまで6-7枚はあったんじゃないかなあ。
最後は組体操、人の上に人を乗せていろんなパターンを作っていくんですが、ひとりの
おねえさんが6人も同時に載せるというタイミングがあってじみーにすごい。
公演は休みなしで1時間5分で終了。公演中でもばんばんストロボはたかれるわ、最前列で
ビデオカメラをまわしている人はいるわと、いう状態はどこの劇場でも同じなんですかねえ。
事前に危惧したとおり、280元という価格はこの内容では高すぎでした。180元でもやっぱり
高い気がします。まあ隣の湖広劇場と梯子ができるような上演スケジュールがあるそう
なので、劇場の梯子を目的として180元で見るのはありかもしれません。
これで、朝陽劇場、萬勝劇場、天地劇場、工人倶楽部と北京の4つの雑技の劇場に行ったこと
になります。この中では天地劇場がピカ一でしたね。
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