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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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まだまだ続きます、EJC.
今日は朝からMarco Paoletti 氏のワークショップ
「Juggling theory - What to think about when
making a modern juggling act」に参加。
演技や実習なしの講義です。



開始15分後から聞いたのですが、1時間半にわたって
Paoletti 氏の発想法について聞くことができました。
しかしこれだけ英語を聞くと疲れます。しかも技術
じゃなくて日常が話されるのでなおさら。。
ポイントは次の通り。
・何かをやりたい・やる場合には「それはなぜか」を考えろ
・日常の全てに気を配ってアイディアを記録せよ
・あることをやろうと思った場合は、過去の記録をチェックせよ
 (ジャグリング雑誌やインターネットなどでいくらでも情報はある)
・ドロップへの対応手段は数あるが、1回目のドロップはまずリラックス
  すること
・自分の体の動作限界を意識しろ
・コスチュームは新技を行うための環境作りのものや古典的なもの
  など色々あるが Not so graphic! 基本はシンプルなものがいい
・道具は色々なものを実際に試してみろ、その中から何かが得られる
  私はボールが主だが、紙を丸めるものから様々な素材を試してみた
  ピザの台を投げて、ちぎりながらボールを増やすことも考えた
  でもちぎるのに力が要りすぎて駄目だった。
  形も新しいものを考えてみろ
・パフォーマンスと練習の道具は、汚れを防ぐため分けておけ。
・どこでもパターンはできる。朝食時でもjuggling breakfast ができるだろう
・自分でできることと実際に舞台でやることを切り分けろ。できること
  を全てするのが良いわけではない
・舞台にはいるときから演技がはじまる。なぜそう入りたいのか考えろ
・フィニッシュはどうやって、なぜそこで終わりたいのか考えろ
・舞台から逃げ出すな、そこにいろ、客は拍手したい
・曲は遅い部分と速い部分があったほうが良い。演技にメリハリがつく
・スポットライトは演技には邪魔だが観客には必要だ
  少なくとも前方二箇所から照らせ
・演技ができたら友達5人に見てもらえ、ガールフレンドじゃなくてね。

私はPaoletti氏の正面最後方に座って聞いていたのですが、様々な道具の
話の際に突然私を指差して「彼は傘を使って演技をした、私には考えも
つかないものだ。それは素晴らしいものだった」、Thank you というのが
せいいっぱい。すいませんオリジナルでなくて、と思わず謝りそうになり
ましたよw しかしPaoletti氏に顔を覚えてもらえて褒められたという
のはかなり嬉しくなりましたよ。

体育館ホールにきてびっくり、上の通路でアルゴリズム体操のワークショップ
やってました!間違いなくアルゴリズム行進のパターンで動いてます!
いやーここでも流行ってるんでしょうか?
さて2時からは友人のトルペさんとパッシングの練習、4カウントでも
なかなか続きませんOrz やっぱり先は長いなあ。トルペさん練習に
つきあってくれてありがとう。
そこで空飛ぶ帽子のおじさんが帽子を売りにきました。私が何度も練習に
参加してほしいかもといっていたためです。うーん、でも高いんだよなあ。
しかも運ぶの面倒だし。。でもちょっとまけてくれたので買ってしまった。
そこで今度はカナダ人のおばさんから声をかけられました。1年くらい傘回し
をしているそうです。私のワークショップの時間には他のワークショップに
出ていて、参加できなかったとのこと。ゴムのリングでやっているが、金属
でできたリングが見つからない、どこで入手すればよいのか? と聞かれ
ましても、カナダのお店なんて知りませんよお。カナダに東急ハンズあれば
いいんだけどねえ。リングよりボールの方がやさしいということを教えて
がんばれ!





そうこうしているうちに体育館ではジャグリングゲームがはじまりました。
よくあるゲームなんですが、ジャグリングできない人やお子さんでも参加
できるようにケンケンによる押し合いっこや指定された人数で固まるという
ゲームもありました。コンバットもボール、2ディア、クラブ。耐久は
5ボール(もちろんいろんなパターンと動作あり)、5クラブ。



それに、7ボール、6リング。



顎や鼻に載せた1クラブバランス耐久では、勝負がつかないので、寝転んでまた
起き上がり、男はショートパンツを脱いでまたはく、(調子にのってその下
まで脱いだひとがいたような、、)それでも2人残って勝負がつかなくて
床においた賞品をつかんだものが勝ち!顔にクラブを載せてバランスしている
ので当然床なんて見えません。回り中から囃す声に従って動き回って決着!



私はケンケンとクラブバランスに参加してみました。ケンケンはかなり
生き残ったと思うのですが、バランスは瞬く間に脱落。スタッフが大きな
ダンボールをあけて構えて立ち、離れたところからいっせいにディアボロを
飛ばして箱にいれるというものもありましたが、なかなかはいらないものです
ねえ。ドイツならではと思ったのは逆立ち耐久があったということ。
頭上1ボール置いて歩き回り耐久と同時に行ったのですが、逆立ちの方が
ずっと続いていました。



さて一休みして最後のオープンステージ鑑賞です。テントにはいってみてびっ
くり、舞台にアカペラコーラスがいるではありませんか。アンコールにこた
えて30分近くの熱唱でした。かなり良い歌声なんですが、さすがに曲芸を見に
きてドイツ語の歌を30分聴かされるとちょっと飽きてきてしまいましたよ。
今回のステージのMCはマットホール氏、観客にYESのかわりに「ハイ!」と
答えさせてました。途中で「あっち向いてホイ」も紹介。
さて舞台ですが、今回は全員がオープンステージはじめてとのこと。
最初は3ボール、ミスなくかなり曲ぴたで演技が行われかなりの拍手。それから
ガラステージに出た足芸のおねえさんが、足裏だけによる寸劇をしてまた拍手。
路上工事などで使うコーンを使ったパッシングとテイクアウトもなかなか
のもの。コーンを6つ組み合わせてひとつにして顎に載せたのは見事でした。

1幕が終わる前にテントを抜け出す人多し、当然ファイヤーステージを見に
行くのでした。22時からは大人数によるファイヤーステージが行われました。
いやー派手です。これリハもたいへんだったろうなあ。裏方さんもご苦労様
です。それから選ばれたキャストによる様々な演技、各種の不思議な道具も
でてきました。トリは日本人ふたり!それからキャストによるファイヤーダンス
合戦、そして最後は消防士との戦いw 火をつけて振り回しながら放水と
対決するのでした。この趣向は受けてましたよ。最後は大きな打ち上げ花火
で終了。いやーほんとうに派手で素晴らしいものでした。一般の方々も多数
見にこられていたようです。

EJC最後の夜はこれで終わりました。お休みなさい。。
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