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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:ニッポン・サーカス物語―海を越えた軽業・曲芸師たち
著者:三好 一
出版社: 白水社 (1993/09)
ISBN-10: 4560039801
内容(「BOOK」データベースより)
幕末から明治、欧米で活躍したニッポンの軽業・曲芸師たちの驚異の軌跡と、上方で人気を呼んだ
見世物や博覧会の楽しい逸話を、貴重な錦絵・ポスター・引札で鮮やかに再現した、ユニークな歴
史読物。

234-235ページの中でハワイ興行した大浦一座の評判が載っている。
235ページ
--
九歳の銀蔵は球と「傘芸」の巧手だ。三ケ球を一手で手玉にとりながら、
一個は傘の上に回転させるのである。
--

かなり不思議なやりかたなのでこの記録の出典にあたってみた。

新聞:日出新聞
日付:明治20年4月12日  第109号

布哇(ハワイ)国に於いて日本の軽業
足芸梯子乗曲持総勢11名の大浦組が2月11日英国飛脚船でホノルルへ到着。
日本の囃子では評判が悪いと聞き洋琴その他楽人を6名、その他合計19名の
欧州人を雇い、入場料は上1ポンド(五円)、中75セント(75銭)、下50セント
(50銭)、興行は隔日の夜間、ただし土曜日のみ昼夜行った。
興行は大成功!

新聞:日出新聞
日付:明治20年4月13日  第110号

前日からの続き
子供二人による軟体、樽の足芸、支那茶碗の積み重ねバランス、
肩芸の梯子技(片方が崩れ落ちる)、曲独楽、傘回し、水の曲等の
演目が描かれている。傘回しの記述がここにある。

---
本年九歳の銀蔵は球及び傘の芸を巧みに取り扱へり。球の数は五個にて
三個は一手に一個は傘の外面を転びまわれり。
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えーと数があわないんですが(^^;)一個はどこに?
3ボールをやったというのと、傘回しを行ったということなんだろうか?

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