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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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日本大神楽事典、柳貴家勝蔵、彩流社、3000円、2006/9
ISBN978-4-7791-1187-7(4-7791-1187-0) C0076
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7791-1187-7.html

大神楽の各種事項を五十音で説明。情報が失われつつ
ある大神楽についての事項を水戸大神楽を中心として紹介。
太神楽に関する情報は少ないのでこの種の本が出版されるのは嬉しい。
内容は人名、符牒が主。
興味を持った項目は次の通り

祇園毬:水戸太神楽の演目。曲芸のひとつ。古くから演じられて
    いた扇子と毬を使った曲芸。

これは教えている写真がある。毬二つに扇子。

鈴虫の鳴き分け:傘の曲芸で馬鈴を回す。

鈴の音色がいいかも。要検討。

絶頂どめ:太神楽で撥の曲芸、出刃皿の曲芸、毬の曲芸の手事の一つ。

これは頭の上で止めるのかなあ。

中撥の曲:水戸太神楽の曲芸の演目の一つ。綾撥より長いニ尺
   の棒を取り分ける曲芸。海外のジャグラーが演じる
   「デビルスティック」はこの芸を真似たものである。
   同じような芸が伊勢太神楽にもある。

デビステの発端が水戸太神楽だとは知らなかった。
箱枕の曲の説明にもシガーボックスはこの芸を真似たとある。

ビール瓶の曲:水戸太神楽の演目。ビール瓶を手の甲、腕、
   咥え撥などの上に立てて演じる曲芸。二代柳貴家正楽が
   得意とした芸。

うーん、伝統芸能なんだからビール瓶はちょっと。
縁起の口上をつけてくれているといいのですが。
四合瓶とかとっくりでやってほしいなあ。ラケットも
とりものとして別の項で出ている。

火の升の曲芸:水戸太神楽の曲芸の一つ。柳貴家神楽が創案
   した芸。火の付いた升を傘の上で回す曲芸。

ファイヤー傘回しって日本にもあったのね!
韓国のファイヤー傘回しとどちらが先だったのだろう?

残念なことに曲芸に関してはほとんどが名前のみで説明がない。
たとえば、、

大羽返し:取りもの芸の手事の一つ
沖の対戦船揺さり:立て物芸の手事の一つ

秘儀を一般に公開したくないのだろうけれど、芸自体の
継承が途絶えないように内部文書としてはちゃんと記述を
行っておいて欲しいと切に願う。
ところで丸一仙翁親方の写真が大きく2枚載っているのだが、
親方の名前が項目に挙がっていないのというのはなぜ?

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