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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:嬉遊笑覧(二)
著者:喜多村 〓(イン)庭
出版社: 岩波書店 (2004/2/19)
ISBN-10: 4003027523
内容:(「BOOK」データベースより)
考証随筆家・喜多村〓庭(安政三年没)による江戸時代の百科事典。
(二)には巻之二下「服飾」(刀・印篭など)「器用」(輿・長持・陶器な
ど)、巻之三「書画」(筆・浮世絵など)「詩歌」(連句・狂歌など)、
巻之四「武事」(兵法・相撲など)「雑伎」(碁・蹴鞠など)を収める。





416ページから、トスジャグリングに関する記録が過去の書物を
引用して書かれている。三才図会、続日本後紀、和名抄、新猿楽紀、
発心集、鶴岡職人尽、源平盛衰記、渓蛮叢笑、呉社編、法苑珠林、
夷曲集、油嘉須、吾吟我集、懐子集、宗因千句、七十一番職人尽、
放下僧、沙石集、から引用がある。
また次のような記述がある。

--
陸奥津軽にては、さまざまいつくしき絹にて丸く袋を縫、その内に
赤小豆と、鈴また銭など音あるものを入れて、是を手玉とし、その
数3つばかりは片手にてつき、5つ以上は両手にてつく。是を
あやを突といへり。そのつきやう、両人にて一人づつ是をつく。
一つ二つとかぞへて、落る迄はつく。数多きを勝とす。
。。。
投げ上げ投げ上げするを、つくといふ。羽子つく、鞠つく、みな
おなじ。
--

5ボールエンデュアランスの勝負が昔からあったということね。
羽子板の曲もこの頃からあったのだろう。

422ページに、豆蔵についてのへんな記述。斎諧俗談を引いている。

--
市中に出て、常に重き物をささげて、銭を乞う。又、ひとりの
小児を梯子に登らせて、其身は楊枝を加へ、はしごを楊枝の先に
立て起居ゆくこと、心にまかす。小児も又、馴て怖れず。
或は長き槍を鼻の先に倒に立て行。または藁のしべ一筋を
鼻のとがりに立て、其しべ倒れず。
--

咥え撥の先に梯子を立てていたの?>豆蔵。
ここではバランス芸が主体だったようだ。

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