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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:伊勢大神楽(桑名聖天大祭)
日時:2008年4月2日10:00-11:30, 13:00-14:00
劇場:大福田寺境内(三重県桑名市)
劇団:伊勢大神楽講社山本源太夫組
料金:無料
座席:右斜め前最前列

火渡り編からの続き。

伊勢大神楽と江戸太神楽において相違点と感じた箇所は次の通り。


技の高さ
 
伊勢大神楽は長水の曲はもちろん、綾取においても高さをとてもよく活用している。今日まで門付芸として生き延びてきたからこその芸態だろう。魁曲も屋外ならではの高さだろう。江戸太神楽は伊勢大神楽と反対方向を向いた進化を遂げたのだろう。寄席の狭い舞台に対応するため、どれほど低い天井でも芸が行えるように各種の調整がなされている。

舞の多様性
 
伊勢大神楽には様々な舞があり、それだけを見ていても飽きない。ただこれに解説がついていればもっとよく味わえただろう。イヤホンガイド希望(^^;) 江戸太神楽は獅子舞としては一種類しか見たことがない。なくなったのか、はたまたもとから一種類だったのか??

チャリの存在
 
ピエロやクラウンに類似したチャリが太夫の隣でコミカルな演技を見せる。太夫だけならばあっさり終わってしまう技をおもしろおかしく見せてくれる。万歳のノリが残っていると見るべきなのか?まあその分江戸太神楽に比べてゆっくりとしたペース配分になっている。江戸太神楽においてもかつては目黒師という道化師がいた。いまでも後見という形は残っているが、技の解説が主体で掛け合いにまでは至らない。花籠鞠を演じる形が唯一残されている掛け合いと言えるかな?江戸でも茶番をやればいいのだろうが。。。



総体的に見ればもっとも大きな違いは、誰を主たる顧客とするのか?というところなのだろう。回檀と寄席の差がこのような芸風の違いを生んだのは間違いない。今後はどうなっていくのか興味深い。

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