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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:Circus Roncalli
日時:2008年8月1日20:00-22:40(途中休憩あり)
劇場:Messplatz 特設会場(Karlsruhe ドイツ)
料金:Parkett 44EURO(1EURO=172JPY)
座席:Parkett Platz95(舞台真正面3列目)
番組:(覚えているものだけ、順番はだいたいこのとおり)
   清掃夫登場
   プロローグ(キャスト総出演で清掃夫をクラウンへ変身)
   馬と犬の曲芸
   座布団回しフットジャグリング
   巨大ゴム風船の中に人がはいる
   シャボン玉作成
   3人による軟体
   観客による素人楽器演奏(もちろん客いじり)
   衣装早変わり
   Hand to Hand
ひとりラート
   ロープ1本を使った空中回転
   バウンズジャグリング
   ハンドバランス
   カーテンコール
   エピローグ(クラウンから清掃夫姿へ逆戻り)

Karlsruhe にはEJC参加のためにきたのですが、駅からホテルの途上でこのサーカス
のポスターを見て興味を惹かれました。
荷物をおいた後に、駅前のインフォメーションに戻ってサーカスの場所を聞いてGO!
路面電車に乗っていけと助言されたのですが、すごく遠いわけではないと思って
歩き始めて、、負けました。やっぱり旅の初日では無理しちゃいかんですね。
この路面電車、市の中心部ではすぐ動いては止まり、という駅間の短さだったので、
サーカステントが見えてから次の駅でおりればいいや、と思っていたら、、、テントが
見えた後にぐーんと加速して地下に潜り、地上にあがって止まったのは遥か先でしたよOrz
そこは主要道路との立体交差のために軌道が地下に潜っているようでした。


サーカステントの前には入場のために長蛇の列。さっそく劇場窓口へ行くと、、
COMPLETELY SOLDOUT! がーん、歩かずにまっすぐ電車に乗ればよかった。まあ乗った
からといってあったとは限りませんが。ここまできて、見れないのは悔しい!
というわけで世界中どこでも通用する?紙に「I NEED TICKET!」と書いて作戦開始。
まずは長蛇の列をそれを持って歩いてみました。ちらちら見てくれるのですが、
誰も反応なし。あるおじさんから、ここに並んでいるのはもうチケットを持っている
ものばかりだよ、キャッシャー(劇場窓口)に行った方がよい、と助言を受けて
再度劇場窓口へ。もってたったらすぐに、声がかかりました!、でも1枚あまったと
思っていたのは間違いだったようで、駄目Orz 3人の家族連れが私たちもチケット
必要なのと話しかけてきました。待つこと数分、あるおじさんがその家族連れの方に
話しかけました。1枚しか余ってないということだったので、私を紹介してくれて
無事に譲りうけることができました。家族連れのおじさんは私の紙をほしいという
ので喜んで渡してきました。おじさんはうれしそうに紙を広げて立っていたのですが、果たしてチケットを入手できたでしょうか?

入場すると、そこは異世界の入り口、紙ふぶきを撒いたり、バンドが演奏したり、
ハートマークの判子をほっぺにおしてくれたり、私は鼻の頭に朱をつけてもらいました。

次の写真のおじさんは後ほど箒をジャグってみせたクラウンです。かなりうまかった。

テントにはいってみてびっくり、私が譲り受けたチケットは本当にセンターもセンター
中央入り口隣という真正面の席、しかも前が通路というこれ以上みやすい席はないと
思われる席でした。譲ってくれた方々は私の隣に座っておりました。
後ろの方のブロック指定らしき席は長いす形式になっており、スタッフの掛け声で
膝送りをやってました。
舞台の形状は伝統的なサーカスの様式で、丸い舞台に周りをぐるりと取り囲む
客席がしつらえてありました。舞台の床は土、番組に応じて絨毯を引いたり
パネルを引いたりして色々変えていました。音楽は生バンドで、舞台の後方2階に
客から見える形で演奏していました。
開演前の舞台の風景です。



さてオープニングは清掃夫姿のおじさんたちが登場、長い柄の箒を足の甲にたてたり、
頭上にたてたり、そこからもっと偉そうなおじさんがでてきて、箒を上から下に
落としたり、前に突き出したりするのですが、横で一緒にやってるおじさんたちは
下から上にあがったり、箒がびよよーーんと前に伸びていったりで客席を暖かく
してくれます。プロローグはその清掃夫のおじさんをクラウンにするということで、
舞台の真ん中に化粧台が登場、おじさんがメイクをしていくのですが、そのアイテム
をキャストがひとつずつ持ってきて挨拶とともにおじさんへとす。
最後はだぶだぶのズボンの中にテーブルの上からジャンプ!そしてクラウンの完成!
最初は人と、人*2の馬によるギャグ、この舞台はギャグがかなりの量で曲芸の間に
はさまっており、緩急の切り替えや舞台設営の間をとっていました。客いじりも多数。
クラウンはメイン以外にも3人、柄の短い箒3本できれいなジャグリングをみせて
くれる場面もあり。箒のダブルスピンのバッククロスって意外?と美しい。
まずは犬が2匹飛び出してきて、前足を円形舞台の端(でっぱっている)に載せて
立ってヨチヨチ歩きのような状態で一周、馬は音楽にあわせて足をあげたり、早歩き
をしたり、馬上から出した輪を犬がくぐるなんて芸もあり。一人乗り馬車も後で
登場し、馬2頭でシンクロして動くという場面も、でもまあジンガロを思い出しては
いけません。
座布団回しは中国雑技などでよく見られるサイズより一回り大きい座布団を利用。
両手で廻す場合はぶつからないように、肘をまげてなくてはなりません。
二人が並んで横たわり、両手両足を使って座布団を回します。最初は2個ずつで
パッシングあり、最後は4個ずつまでいって自分の中で手→手→足→足→手という
ループでまわしたり、手から手へと足から足を同時にやるパッシングなども。
中国人より体が大きく、そして座布団が大きいので見栄えがします。
一旦演技を終了した後、一人分の装置を撤去して、残りの一人分で一人が寝転がり
両足を上げたその上にもう一人が肩を載せて逆立ちしました。そして下で両手、上で
両足でまわし始めたかと思うと、肩を支えていた足を1本はずし、その上でも座布団!
上も両手で足をつかんでいたのを片手にして、もう片手でも座布団!これには場内
大拍手でした。
巨大風船男は最初頭に巨大風船をかぶった形で登場、そこから顔をいれてしまって、
肩、腹、足と全て風船の中へ!ごろっと風船が転がると、今度は風船の穴から顔が
出てきました。片手だけ出して鳥?、片足だけ出して立ったり色々なパターンを
やっていきます。最後は風船を破って終了、いやーこれは体張った曲芸ですねえ。
かなり危険なにおいがしましたよ。
次はターバン巻いた男が登場、マジックでもするのかと思いきや、眼鏡を石鹸液に
漬けて風船を飛ばしはじめました。もっぱら手で作る、手に乗るシャボン玉系の技で、
たくさんとばしたり、手で二つに割ってみたり、中に粉を吹き込んでみたり。。
3人軟体は体が大きいのが2人、それより頭一つ小さいのが一人、それで小さい人を
上に色々なポーズをとります。Hand to Hand といってもいいでしょう。小さい人の
肩の筋肉が盛り上がっているのが印象的でした。
衣装はや代わりは、人がすぽっと隠れるような袋に一瞬はいったかと思うと別の衣装に
変身しているというもの。とにかく数多く変身するのでそれだけでかなりの迫力です。
大きな扇で隠したかとおもうと変身していたり、銀色のチャフで満載された傘を開いて
チャフが落ちている間に変わっていたりと、隠すのも色々工夫をこらしていました。
この後はクラウンがやはり袋にはいったかと思うと、バレエのチュチュ姿に早変わり(^^;)
そのかっこうでスカーフ3枚を使ったジャグリングをおもしろく見せていました。
スカーフ投げておいてピルエットなんてもね。
Hand To Hand は3人軟体より力技が多数、最後は一人を逆さまに頭上に乗せておいて、
普通の梯子を立ててその上を上って、上まで行って逆から降りてくるという力とバランス
の両方が必要な技を見せていました。
ラートは、中に人が入れる大きさのラートなんですが、客席ぎりぎりまで舞台を使う
のがすごい。最前列に座っている人はかなりの威圧感を覚えると思います。私が座って
いても怖いと思うかも。
さてバウンズジャグリングはアランシュルツ!幕間にバウンズの台を舞台にもってきて
水平を見ながら調整していました。ボール3つから、5,6、7,8まで!生で
アランシュルツ氏を見るのは初めてだったのですが、いやーほんとに足がよく動きますね。
5個でバウンズからトスへの切り替えが非常にスムーズできれいでした。
ハンドバランスのフィニッシュはシガーみたいな箱をいっぱい積み上げてその上で逆立ちし
箱を左右に崩したかと思うとその下の柄を見事キャッチ!そして超長い柄の上で片手バランス!
全員によるカーテンコールの後は、今度はクラウンのメイクおとしを舞台の上で行いました。
客が徐々にはけるようにという思いも伝わってきてましたが、客はほぼ全員メイク落とす
までみてましたよ。

いやーほんとにトラディショナルなサーカスを見たという気分になりました。
帰途についてのは夜の22時40分、この時間でも路面電車が動いているのはありがたい!
しかもどの路線が何分後にくるのかという掲示が出るので待っていても安心でした。


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