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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:放浪芸雑録
著者:小沢昭一
出版社: 白水社 (1996/02)
ISBN-10: 4560039836
内容:
 自らの「職業としての俳優」の原点を求めるために、40有余年に
わたって芸能と芸能者の姿を全国に訪ねて採集した「放浪芸」の集
大成。万歳・太神楽・猿回しなど、風のようにやってきて風のよう
に去っていく大道・門付の諸芸を丹念に追いながら、芸による身す
ぎ世すぎのありかをみる小沢流探索の旅。



才蔵市をめぐる往復書簡(637ページから671ページ)に一部太神楽の
記述がある。これは小沢昭一氏と永井啓夫による往復書簡で才蔵市の
非在を証明しようとふたりで調査した経緯が書かれている。
小沢氏は、才蔵というのは実は荷物持ちだったのではないか?という
仮説をたてていたが、残念ながら立証まではたどり着かなかった。

太神楽関係では次のような記述がある。

----
京都の立川洋氏から「伏見御香宮祭礼における興行物年譜」(京都市
史編纂通信66号ー68号)というすばらしいご研究の成果を頂戴しました。
御香宮における元禄期からの興行を列挙した貴重な資料ですが、その中
に享和三年頃から「江戸まんざい」という一座が活躍しているのに気が
つきました。「江戸万歳」興行は早くから前田勇先生が注目しておいで
でしたが、御香宮興行で見ていくと「江戸まんざい」が次第に「手まり
芝居」になっていき、のちには「曲まり芝居」になっていくのに気がつ
きます。いわゆる「江戸万歳」とは江戸系の太神楽、鞠と撥の丸一社中
の太神楽のことだったのではないでしょうか
----

江戸太神楽と万歳をつなぐものかもしれない。

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