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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:江戸府内絵本風俗往来
著者:菊池貴一郎
出版社: 青蛙房(2003/05)
ISBN-10: 4790501094
内容:(「MARC」データベースより)
江戸に生まれ育った市井の好事家が江戸の町の移り変わりや町家・武家
の行事のさまざまを、文に絵に、時日をかけ手間ひまかけて描いた悠々
たる蓄積。明治38年東陽堂刊を復刻した昭和40年刊の新装版。



多数のイラスト入り江戸の街角の風俗解説集。明治38年初版。
著者はおそらく当時で70歳を越えていたと思われる。

太神楽は次のように記述がある。
太神楽は丸一及び大丸の二家は山王祭礼の時将軍家御上覧の栄を得た。
次は海老一、その他は数等下る。三家は年々諸大名の奥庭又は御物見
窓下へ召されて駕籠鞠又は萬燈その他曲芸を演ず。その手練の軽妙
筆の及ぶところにあらず。

おもしろいものとしては樽の曲ざし。酒屋で酒樽(四斗樽)の船積み
下ろし作業のさいに曲持ちをして店同士で競いあったという。店ごと
に特色があって観客もついていた。

粟餅の曲搗きも面白そう。餡、黄粉、胡麻の3つの大木鉢を前に
して非常にすばやくその中にちぎっては投げ入れ、2個3個同時に
別々の鉢に投げ入れ、しかも大きさが見事にそろっている。
しかも美味しいのだそうな。

心太の曲突は、「心太の曲突でござい」と街を流していて、
呼び止められるや左の肘の上に皿を置いて心太突の口を上に
向けながら気合諸共突き上げると、心太は7-8尺高くあがり
ぴたりと皿に落ちる。また頭上に皿を置いてその中へ心太を
出すなど、祇園会あるいは山王権現の祭礼氏子の町々又は
武家屋敷の窓下、夏の日長の慰みに繁盛をした。
「この曲突は他に類無し一人独歩なりし」、とある。
誰かやらないかなー、見てみたいなー>心太の曲突

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