忍者ブログ
初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
kurose
性別:
非公開
趣味:
ジャグリング、観劇
最新記事
最新TB
バーコード
[661]  [660]  [658]  [659]  [655]  [656]  [657]  [654]  [653]  [652]  [650
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

書名:にっぽん芸人図鑑―珍芸・奇芸・名人芸
著者:神津 友好
出版社: 主婦と生活社 (1989/04)
言語 日本語
ISBN-10: 4391111497
ISBN-13: 978-4391111491

笑いの楽屋(芸人紹介)、一芸名人集(一芸と芸人の紹介)、いろは笑説(エッセイ)の三部構成。
一芸名人集は「花王名人劇場」のヒット企画のひとつであったとか。
60-61, 120ページに海老一染之助・染太郎が紹介されている。
その他太神楽では、鏡味小鉄社中・小次郎・尾藤イサオ、
鏡味仙之助・仙三郎(鎌倉振り)、翁家和楽・小楽。
「鎌倉振り」はもともとは「鍬っぺら」とよぶ鞠の芸のひとつ。鍬の上に
ジュースのはいったコップを載せて客席に向けて振り回す。
<古くからあった><いつごろから><鎌鍬時代>というかけあいが
はいるので著者が「鎌倉振り」と呼んだとのこと。
曲独楽も色々載っていて、なかでも筑紫こま鶴の曲独楽ショーは
一味かわっていたらしい。NY在住、大劇場向きのアクション曲独楽で
客席の頭上をうなりを生じて巨大な独楽が空中を飛ぶという技。
失敗して綱が外れた場合は、、というこわがらせ口上に客席がざわめく
のだが、リハーサルで本当に失敗して客席に穴を開けたことがあるという(^^;;)
どんなものか見てみたいなー。
3部の「く」の項にまた染之助染太郎が登場している。

----
修練40年を超える芸だが、まず稽古のはじめはあの短い1本の笛を顔に立てる
芸で、そんなやさしそうなことがもっとも難しいことであり、最初に一番
難しいことから教え込まれることがこの世界の決まりで、理論よりまず馴れる
こと、身に付けることがスタート。鞠を棒2本で操る「一つ鞠」の一連の芸は
習得まで5年。両名とも土瓶の加え撥など舞台で目の近くのものを見つめつづ
けるために、とうとう近眼になるという職業病まで背負い込んでしまっている
----

バランスは短ければ短いほど難しいのだけれど、やったことがない人には
短いのはやさしそうに見えるのね。一つ鞠は5年と聞いてちょっと気が
遠くなった。私の年だと50年かかりそう。。
それにしても本当に咥え撥で近眼になるものなの?
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]