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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書籍名:江戸の大道芸
著者:高柳金芳
出版社:柏書房
発行年月:1982年9月
価格(税込):1,680円
ページ数/版型:219P 20cm
ISBN:978-4-7601-0184-9

[概要」

Ⅰ 大道芸の沿革
わが国芸能のはじまり:舞楽の起源はあまのうずめのみことが天石窟戸の前で踊った時
江戸の大道芸の発展:天から神々をお迎えする来臨の形を取った。当然野外の芸。
大道芸能者に対する卑賤観:見せて金を取るのは卑しい、非農業は卑しい、ということで差別が発生。
Ⅱ 大道芸の諸相
江戸の太神楽:神楽舞が起源
角兵衛獅子:一人立ち獅子舞は中世末期より。農閑期の子供の出稼ぎ。
江戸万歳:全て三河万歳。大晦日には才蔵市がたっていた。
猿廻し:平安時代より。厩における馬の安全息災を祈願するため猿に舞をさせた
猿若:人間が猿を演じる。「猿狂言」とも言われる。
鳥追(女太夫):三味線を弾き、歌を唄いながら銭を乞う門付け芸。鳥追は元旦から15日まで。それ以降は女太夫。
瞽女(ごぜ):盲目の女芸人が集団を組み、三味線などで門付け芸を行った。
飴屋踊:飴を売るために唄ったり踊ったりする。
願人踊:庶民に代わって参詣し、精進する願人坊というのがいた。ここから逸脱し、最後には妻子をもつ僧体の物乞いになり、門付けで踊ったり唄ったりしていた。
半田行人:札を配り、歌を歌いながらまちまちを踊り歩く僧体の物貰い。
物読・講釈:古戦記を読む。
声色:役者・芸人の音色・身振りを真似る。
えびす舞と大黒舞:招福の門付芸。
むすび:わが国芸能の起源は全て大道芸・門付芸であり、被差別の土壌に生まれ育ったものである。


表紙が門付けで花籠鞠を行っている絵となっている。
この絵の中心人物は右手に籠、左手に鞠、空中と籠の上に鞠がひとつ
ずつ。後見は鞠がたくさん入った袋を持っている。

江戸の太神楽の項は次の通り。
  太神楽の起源、神楽舞
  伊勢・熱田二派の太神楽
  江戸に基盤を築いた熱田派
  江戸太神楽組合の結成
  伊勢派の江戸移住
  町人身分・寺社奉行支配
  太神楽仲間規定
  太神楽の構成
  太神楽の服装
  演目「太神楽十三番」
  歌舞音曲に見る太神楽

太神楽は寺社奉行の支配下にあり、身分はあくまで町人、人別帳は
町方に差し出していた。
この項の挿絵は獅子舞、籠鞠、曲撥。籠鞠は人気なのね。
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