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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:中世ヨーロッパ放浪芸人の文化史 しいたげられし楽師たち
著者:マルギット バッハフィッシャー
出版社: 明石書店 (2006/7/19)
ISBN-10: 4750323721




楽師は放浪芸人の最上階層で定住や定職への路も開かれていた。
芸人は差別されながら愛されていた。本音と建前の二重構造?
楽師は芸人と衣装が代わらなかったし、振る舞いも似ていた。
身分で衣装や髪型も規定されていたが、芸人はその枠外にいた。
また着古された衣装を芸人に報酬として贈ることは一般によく
あった。
楽師や芸人は権利なし、法的保護なし、名誉なし。
芸人への罪は見せかけの贖罪で足りる。芸人への犯罪は罪人の
影をきるだけでよい。。
しかしこれだけ差別されていながら芸人や貴族や聖職者に抱えられていた。
即興演奏が大切で、イベントの間ずっと音楽を奏で続けることが
求められていた。そのため繰り返し同じメロディをさまざまな変奏
で繰り返していたようだ。
音楽でペストを癒したりする。
中世初期では、放浪楽師に向けられていたのは異教徒であるという
非難が中心だったが、次の時期は放浪する娯楽芸人が悪魔的な本性を
持っているというイメージがだんだんと形成されてきたのであった。
常に教会は放浪楽師を自らの権威に対する重大な脅威と取らえていた。
なぜなら楽師は絶えず最大級の人気を博していたからである。
でも聖職者たちが個人的な娯楽のために楽師および曲芸師を雇う
ことをやめることはなかった。

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