忍者ブログ
初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
kurose
性別:
非公開
趣味:
ジャグリング、観劇
最新記事
最新TB
バーコード
[1224]  [1223]  [1045]  [1107]  [1222]  [1043]  [1221]  [1219]  [1218]  [1217]  [1216
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

題名:日本古典芸能史
著者:今岡 謙太郎
出版社: 武蔵野美術大学出版局 (2008/03)
ISBN-10: 4901631810
内容:
一読三嘆?ありそうでなかった、こんな本。謎めいた伎楽面から、猿楽の滑稽、能の幽玄、歌舞伎の破天荒、人形浄瑠璃の情、落語の洒脱、寄席の繁盛。古代から江戸時代までの芸能史を通覧する。

目次:
序 章 祭祀―儀式から芸能へ
第一章 伎楽と舞楽―国家行事と芸能
第二章 散楽から猿楽へ―「演技術」の進歩
第三章 田楽・猿楽の展開と「能」の形成
第四章 観阿弥・世阿弥と能の「大成」
第五章 歌舞伎の成立と定着
第六章 人形浄瑠璃の成立と発展
第七章 近世演劇の開花と近松門左衛門
第八章 竹豊両座と人形浄瑠璃の黄金時代
第九章 江戸中後期の歌舞伎
第十章 落語・講談の発展と諸芸の交流
〈落語の始祖について/江戸落語中興の祖と職業落語家/講釈・講談の展開/寄席芸の繁栄/寄席と諸芸の交流〉
第十一章 鶴屋南北と河竹黙阿弥―近世から近代へ
主要参考文献
人名索引
事項索引



芸能の歴史がとてもコンパクトにまとめられていて読みやすい。

伎楽は7世紀頃には日本にはいっていたらしい。「くれのうたまい」といわれることもあるように中国大陸中南方の文化圏で行われていた舞楽だった。伎楽は仮面劇の一種で現在の獅子舞に残っているらしいが、ほとんど資料がない

舞楽はいつはいってきたのか定かでない
大化の改新と大宝令にほり雅楽寮が制定された。
そのころから渡来系の芸能が尊重された。
800年代頃から舞楽として整備がなされた。
散楽は舞楽などと一緒にはいってきて、よりくだけた芸だった。
田楽は農業従事者によるものと、専業者によるものがあり芸が異なっていた。高足による芸を特徴とする。
散楽の曲芸的要素はどうやら田楽法師で継承されていたらしい
能は猿楽でも田楽でも行われていた。
延年で猿楽が発展した。
初期猿楽の表芸はいわゆる「翁猿楽」と呼ばれる祝じゅてきな性格をもつ歌舞だった。そのため各地の寺院と結びついた
当初猿楽能より田楽能の方が人気があった。かんあみは「曲舞」と呼ばれる語りものの曲節を取り入れて人気を博した。
ぜあみはそれまでの古典を能作品の根底に据え、演劇的おもしろさと文学的品格の統一を図った。能舞台が整備されるのは秀吉の時代、橋がかりの原型ができた。
もっとも変わったのは実は明治時代。
能楽堂ができて明かりがつけられた。
以降、歌舞伎、人形浄瑠璃、落語、講談、色物についての記述がある。
幕末の歌舞伎まで。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
忍者ブログ [PR]