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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:江戸の大道芸人―大衆芸能の源流
著者:中尾 健次
出版社: 三一書房 (1998/01)
ISBN-10: 4380980014
内容:(「BOOK」データベースより)
芸能を通して民衆文化を底辺から支えた人たち。「非人」「乞胸」「願人」たちの活躍。大道芸の源流をさぐる。
目次:
 序章 都市下層民の成立
 第1章 非人と大道芸
 第2章 乞胸の大道芸
 第3章 願人の大道芸
 補章 猿飼の芸能
 終章 江戸の大道芸と近代



非人の基礎知識と、乞胸、願人、猿飼についての記述がなされている。
今まで読んだ本と内容としてはほとんどかぶってしまうのだけれど、
今までの中で一番読みやすいように思われる。
明治の賤民制廃止令において願人は忘れ去られており、名前が
廃止されるのは2年後だった、というのは願人の立場を物語って
いるのだろう。貧民のための教育所が設立されて、実際に多数の
貧民を受け入れながら、明治4年には廃止。
乞胸などの民間団体を解散させておきながら、大道芸を取り締まり、
糊口を得る手段を失わせたのはかなり過酷な行政と言われても
しかたないだろう。


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