初老初級ジャグラーの日記です。
ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。
技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
カテゴリー
最新TB
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
書名:福耳落語
著者:三宮麻由子
出版社:NHK出版(2006/7)
ISBN:978-4-14-081124-5
概要:(NHK出版Webより)
「笑点」のオープニング・テーマとともに生まれ、点字の『子ども寄席』に
出会った日から時は経ち……、笑いの神様に見込まれた全盲の 落語耳 の持
ち主が、所作を習い、「堀の内」を歩き、太神楽にさわり、ドジョウ屋に潜
入し、噺家にインタビューしながらユーモアたっぷりに書いた、すばらしき
落語の世界。
これはとても面白い観点の本。全盲の方が落語の所作や太鼓、お囃子、太神楽
などを体験し、演芸場の楽屋探検まで行ってしまうというもの。師匠の方々
へのインタビューもおもしろい。著者の落語への愛情と言葉や音に対する
細やかな感性が伝わってくる。しかも読みやすい!
太神楽に関しては88~107頁に「両手の中の太神楽」という題名で書かれている。
協力されたのは仙三郎師匠、仙三さん、仙花さん。撥のとりわけを聞いていて
撥が手に当たる音が微妙に異なりまるで撥が歌っているようだ、と書かれている。
撥を見ていても投げていても気にしたことがなかったので、ちょっと意表を
つかれた気分。花笠の交換取りでは、「まるで頭上すれすれに何羽ものワシが
滑空しているみたいだ。そのワシが、シュッと微妙な音を残して受け手の手に帰る」
なんだか全然違う世界を見ているようだ。
傘回しでは、仙三郎師匠が寝転がって傘回しを行い、実際に鞠が傘の上を回って
いるところを触れて体験。乱回しを言葉では理解できていなかったというのには
納得。回そうとしてもどうすれば良いのかなかなか理解できませんからねえ。
「開いた傘の頭で空に円を描きますれば、鞠が傘の縁を動きます。紐をつけたら
円周走」なんてのはなかなか良い描写だと思う。
通いの鞠を触りながら演じてもらっているとき、筆者は鞠が撥をわたる音を聞い
たそうだ。「言葉での説明に限界があるとき、思い切って音に委ねてしまったほ
うがはるかに多くの情報が伝わるのかもしれない。」音で観る曲芸とは考えた
ことがなかった。意外とおもしろいことができるかも。。。
仙三さんは前座修行の際、一朝師匠に子ほめを習ったそうだ。
仙三さんの子ほめ聞いてみたい。
著者:三宮麻由子
出版社:NHK出版(2006/7)
ISBN:978-4-14-081124-5
概要:(NHK出版Webより)
「笑点」のオープニング・テーマとともに生まれ、点字の『子ども寄席』に
出会った日から時は経ち……、笑いの神様に見込まれた全盲の 落語耳 の持
ち主が、所作を習い、「堀の内」を歩き、太神楽にさわり、ドジョウ屋に潜
入し、噺家にインタビューしながらユーモアたっぷりに書いた、すばらしき
落語の世界。
これはとても面白い観点の本。全盲の方が落語の所作や太鼓、お囃子、太神楽
などを体験し、演芸場の楽屋探検まで行ってしまうというもの。師匠の方々
へのインタビューもおもしろい。著者の落語への愛情と言葉や音に対する
細やかな感性が伝わってくる。しかも読みやすい!
太神楽に関しては88~107頁に「両手の中の太神楽」という題名で書かれている。
協力されたのは仙三郎師匠、仙三さん、仙花さん。撥のとりわけを聞いていて
撥が手に当たる音が微妙に異なりまるで撥が歌っているようだ、と書かれている。
撥を見ていても投げていても気にしたことがなかったので、ちょっと意表を
つかれた気分。花笠の交換取りでは、「まるで頭上すれすれに何羽ものワシが
滑空しているみたいだ。そのワシが、シュッと微妙な音を残して受け手の手に帰る」
なんだか全然違う世界を見ているようだ。
傘回しでは、仙三郎師匠が寝転がって傘回しを行い、実際に鞠が傘の上を回って
いるところを触れて体験。乱回しを言葉では理解できていなかったというのには
納得。回そうとしてもどうすれば良いのかなかなか理解できませんからねえ。
「開いた傘の頭で空に円を描きますれば、鞠が傘の縁を動きます。紐をつけたら
円周走」なんてのはなかなか良い描写だと思う。
通いの鞠を触りながら演じてもらっているとき、筆者は鞠が撥をわたる音を聞い
たそうだ。「言葉での説明に限界があるとき、思い切って音に委ねてしまったほ
うがはるかに多くの情報が伝わるのかもしれない。」音で観る曲芸とは考えた
ことがなかった。意外とおもしろいことができるかも。。。
仙三さんは前座修行の際、一朝師匠に子ほめを習ったそうだ。
仙三さんの子ほめ聞いてみたい。
PR
この記事にコメントする