初老初級ジャグラーの日記です。
ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。
技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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書名:人倫訓蒙図彙(じんりんきんもうずい)
作者:朝倉 治彦校注
出版社: 平凡社 (1990/06)
ISBN-10: 4582805191
目次:
(巻1は無題)
能芸部
作業部
商人部
細工人部
職之部
(勧進餬部)
内容:(「BOOK」データベースより)
元禄時代のあらゆる階層の職業ほぼ500を、その使用する器物とともに
簡潔に説明、図示した生活図解百科。とくに職人や芸能者については、
華やかな都市生活をかいま見るようで楽しい。翻刻に当っては、でき
るだけ原本の体裁に近づけ、注と索引を付けた。
この本は元禄三年に出版された職業図鑑(全七巻)を翻刻した
上で注を加えたものである。紙面の上半分が説明文、下半分が
当時のイラストとなっている。当時の衣装などがよくわかり
興味深い。最後の勧進餬部(くはんじんもらいのぶ)に
門付け芸が含まれている。
勧進の説明に次のようにある。
「夫勧進とは在家の男女に上なき仏法を説きかせ、、、。
然るを、いま時の勧進は己が身すぎ一種にして、人をたぶらかし、
偽をいひて施をとる。是全盗にひとしき也。号て唱門師という也」
うーむ、露骨な偏見がはいっているのか、はたまたそういうもの
だったのか?
項としてあがっているものは、鐘鋳勧進、針供養、庚申代待、
門経読、腕香、箸供養、御優婆勧進、粟嶋殿、仏餉取、哥念仏、
鉢ひらき、事触、大原神子、八丁鐘、念仏申、鉢敲、代神楽、
獅子舞、哥比丘尼、似瀬順礼、高屐、与二郎、太平記読、猿舞、
夷舞、文織、門説経、放下、住吉踊、猿若、四ツ竹、謡、風神払、
門談義、雪駄直、船頭非人、姥等、節季候、万歳楽、鳥追、祭文、
ごほうらい、厄払い、物吉。
この中で太神楽と関係が深そうなものは次の通り。
*代神楽
--
伊勢より出るといへども、伊勢にもかぎらず、此類は所々に有と見えたり。
。。略。
然るを今勧進の代神楽は、舞手の乙女もなく、只鼓太鼓ことやうにたたき
たてて、太鼓打ちのつらつき狂人のやうなるをみてうれしがる。しかのみ
ならず、獅子が立て扇の手をつかい、一谷節で舞。最珍敷事共なり。岡崎
女郎という鹿おどりなれば神慮はいかが。
--
イラストには二人獅子舞と笛、太鼓、ささらのようなもの。太鼓は曲打ち
を行っている。狂人のように激しい曲打ちということであろうか。観て
みたいものである。
*獅子舞
--
悪魔を払うといふなり。出所たしかならず。。。略
--
*文織(あやおり)
--
かれが名をいふにはあらず。二つ三つ四つの竹をもって、上下にあげおろす
手品をいふ也。。略
--
イラストは鞠と竹と鎌を投げる図。
*放下
--
放下は、字訓の意、はなちくだす也。禅家にをゐて、諸縁を打捨るを放下する
といふ、其心也。たとへば鼻の上に立物をし、枕をかさねて自由につかい、
山のいもを鰌にするたぐひ、皆是変化ふしぎのていをなす事、万事の当躰を
放下して、物にとどこほりなき躰にしるすゆへに、放下という也。
あや折、金輪つかい、皆放下なり。
--
イラストは肩の上に棒を立てての皿回し。このころの「放下」は手品も曲芸も
両方さしていたようだ。
作者:朝倉 治彦校注
出版社: 平凡社 (1990/06)
ISBN-10: 4582805191
目次:
(巻1は無題)
能芸部
作業部
商人部
細工人部
職之部
(勧進餬部)
内容:(「BOOK」データベースより)
元禄時代のあらゆる階層の職業ほぼ500を、その使用する器物とともに
簡潔に説明、図示した生活図解百科。とくに職人や芸能者については、
華やかな都市生活をかいま見るようで楽しい。翻刻に当っては、でき
るだけ原本の体裁に近づけ、注と索引を付けた。
この本は元禄三年に出版された職業図鑑(全七巻)を翻刻した
上で注を加えたものである。紙面の上半分が説明文、下半分が
当時のイラストとなっている。当時の衣装などがよくわかり
興味深い。最後の勧進餬部(くはんじんもらいのぶ)に
門付け芸が含まれている。
勧進の説明に次のようにある。
「夫勧進とは在家の男女に上なき仏法を説きかせ、、、。
然るを、いま時の勧進は己が身すぎ一種にして、人をたぶらかし、
偽をいひて施をとる。是全盗にひとしき也。号て唱門師という也」
うーむ、露骨な偏見がはいっているのか、はたまたそういうもの
だったのか?
項としてあがっているものは、鐘鋳勧進、針供養、庚申代待、
門経読、腕香、箸供養、御優婆勧進、粟嶋殿、仏餉取、哥念仏、
鉢ひらき、事触、大原神子、八丁鐘、念仏申、鉢敲、代神楽、
獅子舞、哥比丘尼、似瀬順礼、高屐、与二郎、太平記読、猿舞、
夷舞、文織、門説経、放下、住吉踊、猿若、四ツ竹、謡、風神払、
門談義、雪駄直、船頭非人、姥等、節季候、万歳楽、鳥追、祭文、
ごほうらい、厄払い、物吉。
この中で太神楽と関係が深そうなものは次の通り。
*代神楽
--
伊勢より出るといへども、伊勢にもかぎらず、此類は所々に有と見えたり。
。。略。
然るを今勧進の代神楽は、舞手の乙女もなく、只鼓太鼓ことやうにたたき
たてて、太鼓打ちのつらつき狂人のやうなるをみてうれしがる。しかのみ
ならず、獅子が立て扇の手をつかい、一谷節で舞。最珍敷事共なり。岡崎
女郎という鹿おどりなれば神慮はいかが。
--
イラストには二人獅子舞と笛、太鼓、ささらのようなもの。太鼓は曲打ち
を行っている。狂人のように激しい曲打ちということであろうか。観て
みたいものである。
*獅子舞
--
悪魔を払うといふなり。出所たしかならず。。。略
--
*文織(あやおり)
--
かれが名をいふにはあらず。二つ三つ四つの竹をもって、上下にあげおろす
手品をいふ也。。略
--
イラストは鞠と竹と鎌を投げる図。
*放下
--
放下は、字訓の意、はなちくだす也。禅家にをゐて、諸縁を打捨るを放下する
といふ、其心也。たとへば鼻の上に立物をし、枕をかさねて自由につかい、
山のいもを鰌にするたぐひ、皆是変化ふしぎのていをなす事、万事の当躰を
放下して、物にとどこほりなき躰にしるすゆへに、放下という也。
あや折、金輪つかい、皆放下なり。
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イラストは肩の上に棒を立てての皿回し。このころの「放下」は手品も曲芸も
両方さしていたようだ。
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