初老初級ジャグラーの日記です。
ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。
技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:旅する舞人・伊勢大神楽 -現代に生きる「奇跡」の遊行宗教者たち-
著者:北川央
書名:「宗教と現代」(1994/3 PP50-53, 1994/4 PP.44-49)
目次:
一.はじめに
二.太夫村
三.回壇
四.神館神社・大福田寺
五.獅子舞の伝承と舞曲
六.おわりに
伊勢大神楽の全般的な紹介、
江戸時代の太夫村は全戸神職の家からなっていて、津島神社の御師で「師職家」
(ししきけ)というグループと、「神楽家」という獅子舞を業として伊勢神宮
の神札を配るグループに二分されていた。
師職家はもっぱら関東方面(下行、しもゆき)、神楽家は京・大阪方面(上行、
かみゆき)に赴いていた。
明治の御師制度廃止に伴い、師職家は転職を余儀なくされたが、神楽家の方は
遊芸ということで存続を許された。
地元桑名で芸を披露する機会は3回、12月24日の総舞、神館神社祭礼の10月13日、
大福田寺聖天祭の4月2日。増田神社における12月23日の祭礼と25日の獅子頭への
御根性入れは太夫たちによって招かれた神館神社の神主によって執り行われる。
大福田寺はもともと神館神社の別当寺であった。
寛文元年(1661)3月付きで記された「伊勢大神楽由来ノ抜キ書」には、
大海人皇子が吉野をおちて桑名に入ったときに増田庄霞ヶ岡で伊勢神宮の
天照大神を遥拝して祈願、その晩霊夢を見、これを機会に勢力を
盛り返して国家を平定した。そこで霞ヶ岡に増田神社を作った。
代々朝廷に神楽を奉納するのもこの天武天皇の時の佳例によるものだという。
もちろん史実に仮託した縁起伝承に他ならないが、獅子舞の中には、これを
反映して「吉野舞」という朝敵を討ち平らげるものがある。
太夫村の伊勢大神楽は三重県指定無形文化財を経て昭和56年1月に国の無形
重要文化財の指定を受けた。文化庁保護部監修の「月刊文化財」209号によれば
「特に放下の芸を遺す演目は、芸能史的に貴重であり獅子による曲芸という
芸態にも特色があると認められている」とその指定理由が述べられている。
著者:北川央
書名:「宗教と現代」(1994/3 PP50-53, 1994/4 PP.44-49)
目次:
一.はじめに
二.太夫村
三.回壇
四.神館神社・大福田寺
五.獅子舞の伝承と舞曲
六.おわりに
伊勢大神楽の全般的な紹介、
江戸時代の太夫村は全戸神職の家からなっていて、津島神社の御師で「師職家」
(ししきけ)というグループと、「神楽家」という獅子舞を業として伊勢神宮
の神札を配るグループに二分されていた。
師職家はもっぱら関東方面(下行、しもゆき)、神楽家は京・大阪方面(上行、
かみゆき)に赴いていた。
明治の御師制度廃止に伴い、師職家は転職を余儀なくされたが、神楽家の方は
遊芸ということで存続を許された。
地元桑名で芸を披露する機会は3回、12月24日の総舞、神館神社祭礼の10月13日、
大福田寺聖天祭の4月2日。増田神社における12月23日の祭礼と25日の獅子頭への
御根性入れは太夫たちによって招かれた神館神社の神主によって執り行われる。
大福田寺はもともと神館神社の別当寺であった。
寛文元年(1661)3月付きで記された「伊勢大神楽由来ノ抜キ書」には、
大海人皇子が吉野をおちて桑名に入ったときに増田庄霞ヶ岡で伊勢神宮の
天照大神を遥拝して祈願、その晩霊夢を見、これを機会に勢力を
盛り返して国家を平定した。そこで霞ヶ岡に増田神社を作った。
代々朝廷に神楽を奉納するのもこの天武天皇の時の佳例によるものだという。
もちろん史実に仮託した縁起伝承に他ならないが、獅子舞の中には、これを
反映して「吉野舞」という朝敵を討ち平らげるものがある。
太夫村の伊勢大神楽は三重県指定無形文化財を経て昭和56年1月に国の無形
重要文化財の指定を受けた。文化庁保護部監修の「月刊文化財」209号によれば
「特に放下の芸を遺す演目は、芸能史的に貴重であり獅子による曲芸という
芸態にも特色があると認められている」とその指定理由が述べられている。
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