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初老初級ジャグラーの日記です。 ジャグリングを始めたのは2004年。ボールと傘を中心に投げたりまわしたりしてます。2005年1月にクラブを始めましたが、いまだに3クラブカスケードしかできません。花籠鞠、一つ鞠も始めましたが、まだ基本パターンもできません。 技の習得には通常言われている期間の4倍から5倍かかりますが、投げていること自体が好きなのでじわじわ続けています。
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題名:伊勢大神楽と大阪の獅子舞-大神楽研究の課題整理-
著者:澤井浩一
雑誌:大阪市立博物館研究紀要 第28冊(1996/3) P.1-10

伊勢大神楽調査の中間報告と、伊勢大神楽から派生した芸能として大阪市内の
夏祭りの獅子舞の報告。
放下芸がどのように大神楽に結ぶついたのかはいまだ不明。
檀那場は各組により旧村単位で明確に分かれている。廃業した組から
檀那場を引き継いだ場合は、廃業した組を名乗って回檀する場合がある。
回檀の途中で獅子舞を教えたこともあったようで、各地に伊勢大神楽の流れ
をくむ獅子舞がある。
講社に属さずに「伊勢大神楽」を名乗って回檀する集団がいる。講社は
「類似名称の使用差し止め」の訴えを起こしたが、結局和解して互いの
営業を妨害しないことで伊勢大神楽の名での営業を認めている。
大阪の夏祭りでは天神講という講社が獅子舞などの芸能を奉納しているが、
伊勢大神楽と同じ馬鹿囃子が用いられている。獅子舞は明治中期、四ツ竹は
昭和三十年代、小さな傘を持って踊る傘踊りは昭和、梵天は戦後に導入。
「舞のぼり」という肩車で獅子頭をふる芸態も存在した。
伊勢大神楽から芸が伝えられたのは天神講が再興された明治期のことである。
天神講に伊勢大神楽の芸を伝えたのは藤井宗太夫で、現在の講社のおやかたたち
とは別系統になる。藤井宗太夫は名跡が廃絶してしまっているが、伊勢大神楽
との関係は続いている。木村利太夫組が天神講に雇われてやってきている。


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